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気温5度でバイクに乗ってもぬくぬくするワークマンアイテムの組み合わせ

相京雅行下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

冬にバイクで使っても「寒くない」と話題になって売れまくったイージス。ワークマン躍進のきっかけになった製品と言っても過言ではありません。

現在は商品名ではなく防水防寒のブランド名となったイージス。確かにイージスの製品を着用すれば「寒くない」のですが「暖かい」わけではないのです。この違いはかなり大きく、暖かくないけど寒くない、という状態で走行を続けると徐々に「寒い」という体感に変わってきてしまうのです。

走り始めからぬくぬくじゃないと、極寒時期に長時間走行することはできません。いかにイージスの防寒性が優れていても、一枚でぬくぬくを実現するのは不可能です。

真冬、気温5度ぐらいの状態でぬくぬくを実現するキーワードはレイヤリング。わかりやすく言えば重ね着です。ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターの三つを重ね着することでぬくぬく快適を実現するのです。

ベースレイヤーは下着のこと。湿度を調整する機能をもった製品だったら、汗をかいても素早く拡散することで汗冷えすることがありません。更に水分で発熱する機能も備えていれば効率的に保温することができます。メリノウールインナーが最適です。

ミドルレイヤーは暖かい空気を蓄えるもの。毛足の長いフリースや中綿が入ったダウンなどを指します。ダウンというとアウターのイメージが強いかもしれませんが、暖かい空気は体が発するので、肌に近いところに着用したほうが効果が高くなります。更にアウターを羽織るので中綿の量が多すぎると使いにくい製品になってしまいます。リペアテックシリーズにはミドルレイヤーで使いやすい製品がそろっています。

アウターは風を遮り、暖かい空気が冷えるのを防ぐためのもの。防水性も備えていれば雨天時も安心。イージスシリーズなら風を通さないうえに中綿入りで保温力が高いので最適です。

動画では具体的なワークマン製品を紹介しながら、重ね着した際のサイズ感なども伝えています。

下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

下町の小さいバイクパーツメーカーで番頭を務めています。面白い事には大抵首を突っ込みます。ワークマンでアンバサダーをやっていたり、オールアバウトでバイクガイドを担当していたりします。

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