ベーグルが好きです。ツヤツヤのお肌にモチモチ弾力。
コロンと丸いフォルムを眺めていると、真ん中に吸い込まれてしまいそう。
ベーグルは宇宙、ブラックホールかもしれません。

よく冷えた土曜日、中川区のベーカリーショップに吸い込まれてきました。

お店の名前は「カボベーグル」。長良郵便局のそばにある、ひと月に数日しか営業しない隠れ家的ベーカリーショップです。

お店の開店は11時。開店10分前には、6人くらいのお客さんが並んでいます。
シャッターが開き、いよいよ開店。

お店のケースには個包装のパンが13種類並んでいます。注文するとお店の方がケースから取り出してくれるシステムなので、コロナ禍でも安心感がありますね。

また、こちらのお店のベーグル生地は、なんと卵・牛乳・バターを使わずに作られているんです。（※中身の具には卵・牛乳・バターを含みます。詳しくはお店でご確認ください。）

今日は人気の3種をいただくことにしました。店頭で配布されている「おいしい温め方」の説明書の通りに温めます。

人気のベーグル3種を実食

■栗きんとん（260円）

焼き色が薄めで、表面はツルツル。真ん中に栗が一粒あしらわれています。中には、わずかな繊維を感じられる上品な甘さの栗ペースト。ところどころに栗の塊があり、まさに「栗きんとん」です。

愛知県のソウルフードである「鬼まんじゅう」を思わせる素朴な良さがあります。栗の味がしっかりと楽しめて食べ応えばっちり。人気というのもうなずけます。
コタツにあたりながら、しみじみといただきたいです。

■はちみつナッツクリームチーズ（290円）

あっさりめで、チーズの塩気があと引くおいしさです。生地自体も香ばしく、中にはナッツが複数種類入っています。

大きめのナッツがアクセントとなり飽きない味。ランチに持参したら元気が出そう！

■黒糖くるみあんこ（270円）

こちらは茶色生地で、見た目からも黒糖を感じます。中にはなめらかなこしあんがたっぷり。ごろごろサイズのクルミで香ばしさと食感に変化を持たせています。

「絶対、牛乳とあうやつ！」と思いました。朝ごはんに食べたい！

■華やかな季節のメニュー

お店では季節のメニューも扱っています。

「生チョコといちごのクリームサンド」（300円）。きめ細かいベーグル生地に生チョコ、クリーム、イチゴがサンドされています。手作りの生チョコはほどよくビターで、イチゴの酸味・甘味が引き立ちます。モチモチ、ぎっしり食感で食べ応えもばっちり。

■実力の定番商品

定番商品、「プレーン」（190円）。表面はなめらかで優しい甘みと香り。かむほどに味わいを増すおいしさです。

中川区の小宇宙「カボベーグル」。どれも丁寧な作りで、手作りの良さを改めて感じることができました。次はお総菜系ベーグルを味わってみたいと思っています。

売り切れ次第終了なので営業情報をご確認の上、お出かけくださいね。
※商品は日によって変わりますので、ご紹介した商品が必ずあるとは限りません。