0歳児クラスの夏ってどんなことをしているの?クラスの様子と子どもの変化
こんにちは、現役保育士のはるです(@hr_hoiku)
慣らし保育を終えて保育園生活にも慣れた6月、梅雨や暑さで室内活動をして過ごす日が増えてきました。今年度0歳児クラスを担任している筆者の0歳児クラスの夏の活動の様子をご紹介します。
ご家庭でもできる遊びもたくさんあるので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
0歳児クラスの夏の遊びは?
保育園の0歳児クラスで行っている夏の遊び、戸外と室内とそれぞれ紹介します。
【戸外】夏の定番水遊び!
夏と言えば水遊び!0歳児クラスでも夏場水遊びを楽しみます。
大きなプールを使用するのではなくたらいを使った水遊びで、一人ひとつ水を数センチいれたたらいに座って水をバシャバシャし感触を楽しんだり、おもちゃを使って楽しんだりしています。
もちろん水が怖いなというお友だちは無理強いせず、保育士が抱っこした状態で手に少し水をかけたり、コップの水を触ってみたり。幼児クラスの激しいものとは違い、穏やかな水遊びを楽しんでいます。
【戸外・室内】キラキラの影遊び
クリアファイルやカラーセロファンを使って影遊びも楽しみます。
窓ガラスに直接セロファンを貼ると、床に模様が浮かび上がることも。子どもたちはこれはなんだろう?自分の影で消えちゃった!?あれ?またでてきた!と様々な表情を見せてくれます。
【室内】感触遊び
0歳児クラスで行う感触遊びは、食べても大丈夫な食品で行うことがほとんど。
小麦粉と水を混ぜて作る小麦粉粘土や、寒天を固めたもの、ゆでた春雨、袋に入れた水などを使用することが多いです。
それぞれ食紅で色を付けるとカラフルになって目で見ても楽しく、子どもの視線もくぎ付け!初めての感触に微妙な表情をしたり、あまり好まなかったり……逆にたくさんたたいたりつまんだりと子どもの性格によって様々な表情を見せてくれます。
食べ物とはいえ、口には運ばないように保育士がそばで見守って遊んでいます。
【室内】風船遊び
子どもたちの大好きな風船遊び。0歳児クラスではまだ投げるという動作が難しい子もいるので、ひもを付けた風船を天井から吊るして、揺らして楽しんでいます。
歩けるようになった子はひもをとって風船をもって歩いてみたり、保育士がポーンと投げてみたり。
風船に顔を描いたり、大きな圧縮袋に入れて圧縮しマットにするとまた違った楽しみ方をすることができますよ。
【室内】ボールプール
たくさんのボールが入ったビニールプールも子どもに人気の遊び。
最近では100均でもボールプールに使える小さなカラーボールが発売されているので、家庭でも取り組みやすくなったのではないでしょうか。カラーボールの中にはハートや星といったかたちもあるので、また違った感触を楽しむこともできますし、ボールの中で自分の姿勢を保つ体幹も鍛えることができます。
暑い夏はまだまだこれから。保育園では様々な工夫をしながら室内での活動を楽しんでいます。個々の月齢に合わせた楽しみ方で、日々子どもたちと楽しく穏やかに安全に生活していけたらなと思います。