モンキー125 2021年式に乗って感じたのは制限速度内の快適性
2017年に50周年を迎えたモンキー50がカタログ落ちしました。。。
最後に発売された50周年アニバーサリーモデルは抽選となり、とんでもない倍率だったのだとか。。。ちなみに筆者も申し込みましたが外れました。
元祖モンキー50はカスタムするのが人気で、ロンスイ、倒立フォーク、ボアアップもしくは中華125ccエンジンの載せ替え、10インチタイヤへの変更などなど、色々経験しました。
ただ小さいので、色々やってもスピードを出すと直進安定性に欠ける・・・っていう印象でした。
モンキー50カタログ落ちの翌年。モンキーは125ccになって復活しました。
50ccスクーターは販売台数が減少の一途をたどっている中で、原付二種クラスは人気となり、車両も幅広くなってきた頃でした。
2021年には排気ガスの法規対応と、ギアは4速から5速に変更。リアショックはシングルからプログレッシブレートに変更されました。
モデルチェンジしても変わらない快適性
モンキー125にはベースモデルが存在します。グロムというモデルです。
登場時には125cc版のモンキーとも言われたバイクですが、外観はモンキーには似ても似つかず、オーセンティックなモンキーに比べて、今風のストリートファイターという感じです。
グロムとモンキー125はフレームとエンジンが共通の兄弟車両ですが、走りは大幅に違い、きびきびとした俊敏さを持つグロムに対して、モンキー125はトコトコとまったり走るのが気持ちが良いバイクです。
2021年モデルはギアが4速から5速になり、リアサスペンションのバネがシングルからプログレッシブに変更されました。
走りは大幅に変わった・・・のかと思ったのですが、試乗してみたところ僕の走らせ方だと、正直あんまり違いは感じませんでした。
5速に入れてアクセルを開けてると、不思議とすっと法定速度内にピタッと入ってくれるんです。バイクで走れないと仕事にならないので、正直これはありがたい。
サスペンションはフワフワ、シートのクッション性が良く、タイヤの扁平率も高いので乗り心地極上です。
少し回転を上げるとパワフルに走ることもできるので、キビキビ走りたい人は2021年のアップデートは歓迎したいところかもしれません。