ベネズエラ代表五輪選手がプロ4戦目でWBA暫定ウエルター級王者に
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リオ五輪に出場したガブリエル・マエストレが、22勝(5KO)2敗のプロ叩き上げ、マイカル・フォックスを判定で下し、WBA暫定ウエルター級タイトルを獲得した。
![Photo:Sean Michael Ham/Premier Boxing Champions](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00252472/image-1628544152126.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
マエストレは、2ラウンドにダウンを喫する苦しい展開。しかも、フォックスの狙い澄ましたカウンターの一発を浴びてのダウンであった。
![Photo:Sean Michael Ham/Premier Boxing Champions](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00252472/image-1628544177186.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
試合後、マエストレは振り返った。
「あのパンチは見えなかった。でも深刻なダメージじゃなかったので、攻め続けたんだ」
そして中盤以降に盛り返し、流れを引き寄せる。結局、117-110、115-112、114-113の判定で勝利をもぎ取った。
![Photo:Sean Michael Ham/Premier Boxing Champions](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00252472/image-1628544199496.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
「12ラウンド、ひらすら攻め続けたことが勝因だ。接近戦で手を出したことが良かった。フォックスは驚くほどいい選手。手数が勝敗を分けたね。
接戦だったし、再戦の価値はある。フォックス陣営が望むなら、我々も受ける。いつでも戦ってやるよ」
![Photo:Sean Michael Ham/Premier Boxing Champions](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/soichihayashisr/00252472/image-1628544222496.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
一方、フォックスは言った。
「判定を聞いた時、唖然としました。私は彼を倒しているし、どうやれば彼の勝ちになるのか。ダメージを与えたのは私ですよ。ジャッジは何を見ていたのでしょう。勝ったのは私ですよ」
試合後の8月25日にWBAは<暫定王者>制度を廃止したが、リターンマッチは実現するだろうか。