京都水族館では、暑い夏を涼しく過ごせる、夏限定イベントが開催されています。

クラゲ風鈴のやさしく繊細な音色を楽しめる「くらげと風鈴」、「京都で一番チルい夏」をテーマにイルカスタジアムにはレトロ喫茶風のスペースが登場。

なかでも圧倒的に清涼感があるのが「夜のすいぞくかん」開催日にイルカスタジアムで上演される「ウォーターカーテン」です。

イルカスタジアムが幻想的な雰囲気に包まれ、子どもから大人まで幅広く楽しめるプログラムですが、このプログラムを楽しむためにはいくつかのポイントがあります。

ぜひ、どのようなプログラムかをチェックして「ウォーターカーテン」を楽しんでくださいね。

【1】イルカパフォーマンスは休止中

京都水族館では、2022年9月30日（金）にハンドウイルカの「ツムギ」が誕生しました。

子育て環境の整備のため、現在、イルカパフォーマンスは休止中です。なので、「ウォーターカーテン」にはイルカが登場する演出はありません。

優雅に泳ぐイルカのようすはプールサイドから観察しましょう。イルカのシルエットが浮かび上がる瞬間は幻想的です。

【2】「ウォーターカーテン」はプールの正面で鑑賞しよう

「ウォーターカーテン」が一番美しく見える場所は、プールの正面です。上演時間が近づくと、スタッフさんが正面が一番観やすいと案内してくれます。

イルカスタジアムに登場した「キョート イルカ キッサ」からは「ウォーターカーテン」が鑑賞できないのはちょっと残念。

【3】「ウォーターカーテン」の鑑賞は日没後が美しい

「ウォーターカーテン」は「夜のすいぞくかん」の開催日（営業時間が20:00までの日）に2回上演されます。

• 【1回目】19:00〜
• 【2回目】19:30〜

時期によって異なりますが、1回目の上演の場合、日没前の可能性があり、「ウォーターカーテン」を存分に楽しめません。ぜひ日没時間をチェックして鑑賞してください。日没前と日没後では、見え方が全然違います！

ちなみに、京都市内の日没時間の目安は下記の通り。8月中旬までは、2回目の上演がおすすめです。

• 7月15日　19:12
• 8月1日　19:01
• 8月15日　18:47

日没前の「ウオーターカーテン」

こちらは7月15日（土）の1回目（19:00〜）の「ウォーターカーテン」の“上演中”のようすです。写真をよーーーく見ると、スタジアムの屋根から水が流れているのがわかります。

日没前で、空も明るく、これでは「ウォーターカーテン」の繊細なデザインがまったく伝わりません。

正直なところ上演後に「えっ…？これで終わり？」という声があちらこちらから聞こえて来ました。

日没後の「ウォーターカーテン」

こちらは同じ7月15日（土）の2回目（19:30〜）の上演直前のようす。この日の日没時間は19:12でした。まだまだ明るさが残っていますが、1回目とは全然違います。

2回目の上演がスタート。音楽に合わせて、デザインを変えながらリズムを刻む「ウォーターカーテン」がはっきりとわかりますね。

「ウォーターカーテン」のバリエーション豊かな表現を存分に鑑賞できます。

「ウォーターカーテン」の間からは時折気持ち良さそうに泳ぐイルカの姿も観られました。

お客さんの反応も1回目の上演後とはまったく異なり、2回目の上演後には拍手が沸き起こったほどです。

「ウォーターカーテン」で京都の夏の夜を涼しく過ごそう

「ウォーターカーテン」は清涼感があり、イルカスタジアムが幻想的な空間に包まれるすてきなプログラムです。

この夏は、「夜のすいぞくかん」の開催日（営業時間が20:00までの日）と日没時間をチェックして京都水族館へ！