【初心者でも簡単】スピニングリールのメンテナンス方法
釣りに便利なアイテムや情報を紹介している「釣りの知恵袋」なるフィッシュです!
歳の瀬も近づいてきて、釣り収めという方も増えてきたのではないでしょうか。
今年一年頑張ってくれたリールも、しっかりとメンテナンスをすることで長く使うことができるようになります。
そこで今回は、初心者でもできるオイルを使ったスピニングリールのメンテナンス方法を紹介したいと思います!
必要なもの
用意するものは以下の通りです。
・オイル
・グリス
・PEラインコーティングスプレー
オイルとグリスは釣具屋に行くと、ダイワやシマノのリールメンテナンス用のものが売っています。
PEラインのコーティングスプレーも釣具屋に置いているので、持っていない方は釣具屋で探してみてください。
メンテナンス方法
リールを洗ってしっかり乾かす
まずはリールを水洗いして表面の汚れを落とします。
この時、リール内部に水が浸入しすぎないようドラグを閉めてから水洗いします。
水洗いしたらスプールを取り外し、風通しの良いところでしっかり乾かしましょう。
オイル・グリスを注す
リールがしっかり乾いたら、リールにオイルやグリスを塗布していきます。
オイルとグリスの使い分けについては意見が分かれるところですが、ざっくり以下のようなイメージで使い分けます。
◆オイル
防錆性は劣るもののグリスよりも滑りが良く、回転性を重視する部位に使用する。
◆グリス
オイルよりも防錆性に優れ、錆を防ぎたい部位に使用する。ただし回転性はオイルに劣り、巻き心地は重くなる。
オイルを注す部位は以下の通りです。
ハンドルノブ
ハンドルノブは回転性を重視する部分なので、オイルを注します。
この時、オイルをつけすぎても巻き心地が重くなるので、ほんの1滴垂らすだけで大丈夫です。
オイルを垂らしたら、ハンドルを回して良く馴染ませます。
ラインローラー
ラインローラーはオイルを使うかグリスを使うか、意見の分かれるところですが、僕は回転性を重視してオイルを使用しています。
ただしラインを伝って海水が触れやすい部分なので、しっかり水洗いするとともにメンテナンスの頻度を上げてカバーするように意識しています。
ただ回転性と防錆性を両立させたい方もいらっしゃると思います。
そんな方には、海水にも対応しつつ回転性もアップするグリッチオイルのタンブルウィードというオイルがオススメです!
ハンドルの付け根
ハンドルの付け根にもオイルか、グリスを塗布していきます。
回転性を重視する方はオイルを、防錆性を重視する方はグリスを塗布してください。
ドラグキャップの裏
ドラグキャップの裏は、海水の侵入を防ぐためにグリスを塗布します。
ここは回転性が求められることはないので、グリスを適量塗布しましょう。
メインシャフト
メインシャフトにはオイルを塗布していきます。
メインシャフトの内部は海水が入らないよう細心の注意を払いたいところですが、この部位にグリスを注入すると巻き心地が重くなるのでオイルを使用しています。
オイル、グリスの塗布は以上です。
PEラインをコーティングする
PEラインは滑りを良くするためにコーティングスプレーを塗布します。
ラインの表面だけでなく、中にも染み込むように気を付けながらスプレーを塗布しましょう。
作業中は換気に注意してください。
リールのメンテナンス作業は以上となります!
今回は初心者でもできるオイルを使ったリールのメンテナンス方法を紹介しました!
リールは適切なメンテナンスを行うことで長く使うことができるので、来年も魚を連れてきてくれるようにしっかりメンテナンスしてみてください。
またギアなどリールの内部もメンテナンスするために、年に一度程度、釣具屋にオーバーホールに出すのもよいと思うので、気になる方は近くの釣具屋に相談してみてください。
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