【浜松市】デジタル補助金、実際に使えるのか?申請をしてみた
われわれフリーのライターにとって、経費というものは死活問題です。とくに昨今のコロナ禍において、パソコンやその他電子機器の出費はかなりの痛手。会社で支給……なんていう恵まれた環境ではなく、個人で支払う必要があります。そんな中、手を差し伸べてくれるのが、こちら「浜松市新型コロナウイルス感染症対策デジタル化補助金」です。
ハードだけでなくソフト面も充実した浜松市のサポート体制
「浜松市新型コロナウイルス感染症対策デジタル化補助金」とは、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、売上が減少した中小企業等について、補助金を交付するものです。
該当する事業は、デジタル化による「新しい生活様式」への対応や「業務改善」となります。
具体的に言えば「テレワーク」「リモートワーク」「テレビ会議」「キャッシュレス化」などに関わる費用です。
面白いのは「SNSの情報発信」を行うため、デジタルカメラを購入するというケースも可能。ただし「人件費」「コンサル料」また「携帯電話」などもNG。Wi-Fi通信のみのタブレットは可能。
気になる補助金額は、中小法人等が20万円、個人事業主は10万円。我々フリーのライターは「個人事業主」なので、10万円までの経費が使える。
まさに浜松市サマサマ。これだけサポート体制が充実していれば、発信力をあげ、観光集客につなげ、結果的に浜松市の経済を潤すことになります。
※申請をするにあたり、浜松市在住で、税金を収めているという等、前提条件があります。
実際に申請してみた
さて、実際に申請してみました。
専用フォームから、申請が行える。書類を書く手間はないが、フォームに入力する手間はある。ただ昨年国で行われていた「持続化配布金」や「小規模事業者補助金」よりは遥かに楽な項目。
「確定申告書」「売上台帳」「経費明細」「通帳コピー」「証拠写真」などを提出します。
ちなみに今回経費として計上するものは……
1:テレワーク用タブレット(iPad)
2:テレワーク用マイク・スピーカー(AirPods)
3:会議用モニター
です。
利用中の写真を添付する
また「テレワーク」などの機器を申請する場合は、それを利用している証拠写真を添付する必要があります。
会社などでは、社員か誰かに撮影してもらう必要があります。個人の場合は家族やセルフで撮影すればOK。
申請後、経費として「NG」だったもの
そんな中、今回経費で「NG」だったものが意外や意外。モニターだった。
理由としては地上波などの番組が見れるから。テレビチューナーがついているものは、汎用性が高すぎて「会議用」としては成立しないのだ。
この辺りのさじ加減は、一概にどのレベルならばOKなのかは個人の判断では難しい。詳しくは浜松市のデジタル補助金の窓口まで問い合わせると丁寧に教えてくれます。
申請は令和4年2月15日(火曜日)まで
なお、今回の申請は、令和4年2月15日(火)までとなっています。
実は一回申請期間が伸び、前回は令和4年1月31日(月)まででした。伸びたことにより、より多くの人が申請可能となるのかもしれません。
ということで、今回浜松市の「浜松市新型コロナウイルス感染症対策デジタル化補助金」を申請してみました。審査結果は後ほどとなります。
このような補助が浜松市からあるという「ソフト面」でのサポート体制は、フリーランスおよび中小企業にとっても非常にありがたいことです。
結果的に浜松市での仕事を継続するきっかけにつながるかと思われますので、浜松市在住の方はぜひとも申請にトライしてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ先
浜松市役所産業部産業振興課
〒430-8652 浜松市中区元城町103-2
電話番号:053-457-2281
ファクス番号:050-3730-8899
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