【野草食】身近なあの野草が、ポリフェノールの宝庫!で、クレソン味!というから探索&実食してみました。
皆さん いつもありがとうございます! kurukoyaです。
今回は野草回になります。
★動画でご覧になる場合はコチラ↓★
夏場に食べられる野草は結構少ないので、そのすそ野を広げる目的で可食野草を調査しているのですが、先日とある情報筋(笑)から『ポリフェノール豊富』&『クレソンに似た味』の大量採取可能な野草があるとの情報を聞きつけまして....。
これが美味しかったら、身体に嬉しいポリフェノールが0円で吸収できますよね!
しかもこの野草、クレソン味!だそうなんですよ!!
こりゃあ、超お得な野草の発見!!になるのでは!?とワクワクしちゃいまして...。こうなったら調査するしかない!!
という事で、探索と実食をした記録になります。
さて、今回はどのような結果になるのか、宜しければ最後までご覧いただけたら幸です。
今回の野草は。。。!
◆ツタバウンラン◆
もう、この姿を見てピンときた方もいらっしゃるのではないでしょうか?そうなんです、メチャクチャ身近な場所に生えているのです。
◆生息場所◆
私は近所の学校の石垣にて発見しましたが、ご家庭によってはご自宅の塀や花壇、植え込みのブロックの隙間などから生えていることも多いかと思います。
◆可食した部位◆
可食の旬は春から夏にかけてらしいので、少し時期は遅いかもしれません。ですので柔らかめな葉とその葉茎のみとし、明らかに硬かった蔓(茎?)は、先日のカラスノエンドウの記憶があるので、止めておきました。
注)石垣などに生えている場合は、直接な糞尿の被害はないですが排気ガスなどの影響があるので、周りの環境はよくお確かめくださいね。
さて、持ち帰り実食してみましょう!
さて、『壁クレソン』誕生!となるのでしょうか!?
★採取場所の詳細などは是非動画から★
では、実食!!
◆生食◆
このシズル感!期待させますね~!!さて、クレソンの様にピリッと辛くて後味爽やかになるでしょうか??
さて、期待を込めて、いただきます!!
むしゃむしゃ、
むしゃ、む。。。。。。
むむむ。。。
んげっ。。。。
エグ苦っっ!!! チーン。
このままではエグすぎて食べられたもんじゃあありませんでした。。。
◆加熱食◆
以前、花見桜の渋い実を食べた際に、加熱するとそのエグさが無くなることが判っているので、今回も加熱したら大丈夫との推測からやってみました。
※花見桜の渋すぎな実を、甘くして食べた記録はココをクリック!
さて実食です。
むしゃむしゃ、
おお!コレはいけそう!!
むしゃ、むしゃ
むしゃ、む。。。
むむむ。。。。。。
んげっ。。。。
なんか酸味とエグ苦が共存して、後からジワりジワりと押し寄せて来る感じ。
結局エグ苦っ!酸味もプラス....!! チーン。
加熱してもエグすぎて食べられたもんじゃあありませんでした。。。
ー考察と雑学ー
今回の実験を通じて、確定で良いのでは?と思ったことがあります。
前回の花見桜の果実のエグみ(渋み?)はタンニンであり、加熱で容易になくなるのですが、今回は加熱しても無くならなかったことから、苦みの成分はタンニンとは異なるようです。やはり今回の苦み成分は『ポリフェノール』なのではないかと思います。
そして、ポリフェノールは熱に強いため、加熱調理をしても損失が少ないという特徴もあるそうです。よく考えると、赤ワインを温めてもポリフェノール由来のエグみがなくなることはありませんものね。
という事は!!
ポリフェノール豊富!!というよりこの苦さなら、宝庫なのかもですね!?
残念ながら、クレソン味ではありませんでしたが、今度はどうにかしてこのポリフェノールの宝庫を美味しく取り込む食べ方を実現したいと思ういい経験でした。
今回はここまで。