【野草食】食べられないハズのソメイヨシノの実!どうすれば美味しく食べられるかを検証!方法3選!
4月 花見を楽しんだソメイヨシノに、6月に入り、例年見ない実がなっていました。
桜の木の実なので、『サクランボ』?かと思い...
熟れた実を一粒食べてみると...こ、これは!!一瞬、甘みが口に広がったと思いきや。。。
襲い掛かる猛烈な渋みとエグみ!!
やはり!そのままでは、食べられたもんじゃない!!
その日はそのまますごすごと退却しました!
後に情報を入手すると食べられるものではないとの記事が100%でしたが、
でも、野草好きとしては、持てる知識を動員して食料になるのかどうかを見極めたい!と思い、対策方法を考えてみました!
その様子をご紹介したいと思いますので、最後までお付き合いいただけましたら幸いです!
★手っ取り早く確認したい方はこちら!★
◆食せない原因の仮説◆
甘みはあるが、後からくるこの渋み、エグみが原因であることから、この渋み、エグみに着目した。この正体は...どこかで覚えがあるぞと思ったら!
渋柿っ!!ということは!
原因の成分は、タンニン!?
タンニンだったら...無効化出来るかも!!
★雑学:タンニンとは★
タンニンはほとんどの植物に含まれている苦みや色素のもととなる成分です。ポリフェノールの一種で、食品では赤ワインや渋柿、茶葉などに含まれています。ポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。
◆渋み、エグみの無効化3選!◆
①酒漬け
アルコールで柿が甘くなるとの記憶があった!簡単に言うとエタノールがタンニンと結合し、水に溶けださなくなるという仕組みです。
②湯がく
野菜のアクと呼ばれるものの一つにタンニンが含まれることがあります。たとえばほうれん草のアク抜きの方法として、皆さんは湯がくということをやっていないでしょうか?今回はその対策で渋み抜きが可能なのかを確認してみます!
③冷凍&解凍
タンニンの細胞は低温にすることで変化する特徴があります。更には冷凍すると容易に変化します。冬のご家庭では渋柿を冬に軒先につるし、渋柿の渋みを抜く渋抜きと原理は同じかと思います。
◆結果は!?◆
3つの対策の程度差はあるものの、どれも正解でした!
実際にはアウトドアで活用できるようにしたいので、それを考えると私のお気に入りは。。。。!
よろしければ、結果の詳細とともに以下の動画でご覧ください!!
★詳細は動画から!★
やはり、この渋みエグみ成分は『タンニン』説は正しかった様ですね!
注)積極的に食する事を推奨や保証するものではありません。薬剤の塗布など樹木への影響の有無が不確かな場合もありますので、食する場合は個人の責任の下お願いいたしますね。
それでは、皆様、良きアウトドア&サバイバルライフをお過ごしください!