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【目黒区】「Taisuke Endo」が学芸大学駅近くに7月4日(木)にオープン、噂のマカロンに悶絶

Chikuwa地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

「パティスリーカメリア銀座店」で腕を振るっていた遠藤泰介さんが、ご自身のパティスリーを学芸大学駅近くにオープンする。そんなニュースが飛び込んできたのが6月中旬のことです。

おしえてくださったのは、いつもファミリーセールの情報を提供してくださっているキャンディーグループのKさん。
英国王室御用達レザーグッズブランド「エッティンガー銀座店」スタッフが、「パティスリーカメリア銀座店」に足繁く通っていたそうで、そこのマカロンが絶品と絶賛していました、とのこと。

6月28日(金)から30日(日)までの3日間、プレオープンしていたのでいそいそと29日(土)に行ってきました。

「Taisuke Endo」プレオープン時は代表的なスイーツをセットで販売

私がうかがった6月29日(土)は、プレオープンお披露目価格でケーキ、焼菓子、マカロン、ヴィエノワズリーのセット販売をされていました。

「マカロンが絶品」と聞いていたので、まずはマカロンセット(5個入り)を購入してみます。ちなみに、伺ったのは13時頃でしたが、すでに「ヴィエノワズリー2個セット」は売り切れていました。

お披露目ケーキ4個セット
お披露目ケーキ4個セット

上写真の「お披露目ケーキ4個セット」、写真向かって右から「タルトシトロン」「マリーアントワネット」「テンダンスカフェ」「パリトウキョウ」です。

特に気になったのが「マリーアントワネット」です。公式ホームページを拝見すると以下のような紹介文が。

マリー・アントワネットをイメージして、彼女が愛したバラに“ナッツの女王”ピスタチオ、壮絶な人生の酸いも苦いも映すピンクグレープフルーツを合わせたケーキ。
口の中で時間差で溶けていく、ふわっと香るローズのシャンティクリームとピスタチオの華やかなクリームを合わせて、香りの変化を楽しんで頂きながら、フレッシュのピンクグレープフルーツのジュレが酸味と香りでケーキをまとまあげています。

これはめちゃめちゃ気になります。
とってもおいしそうで心惹かれたのですが、消費期限があるので断念。次回のお楽しみとします。

ケークシトロン
ケークシトロン

この他、パウンドケーキ「ケークシトロン」も店頭に。夏はさっぱりとした味わいのケーキが嬉しいですよね。

焼き上がりにベルガモットのシロップを加えてさわやかな味にまとめているそうです。

自然な色味と香り、素材そのものの味わいが引き出された「Taisuke Endo」のマカロン

遠藤シェフは「フランス菓子業界のピカソ」の異名を持つピエール・エルメさんに腕を買われ、「ピエール・エルメ イクスピアリ店」のシェフパティシエに就任していた時期があります。

ピエール・エルメの手がけるスイーツ、数々のブームの火付け役になりましたが、最も有名なのがマカロンでしょうか。色鮮やかで美しいマカロン、美しいフォルムに魅了された方も多いのでは?

しかし、遠藤シェフのマカロンはとても自然な色。淡い色合いで、素材そのもののおいしさや美しさを最大限にを活かして作るという遠藤シェフのこだわりが見える仕上がりです。

シトロン、ローズ、ショコラ、ピスターシュ、バニーユの5種類をそれぞれご紹介していきましょう。

シトロン

まずは「シトロン」。レモン風味のガナッシュクリームをサンドしたマカロンです。

レモンそのものの香りと風味。夏向きの爽やかな味わいでくちどけがよく、すーっと溶けてなくなってしまいそうなマカロン生地の軽やかさにびっくりしました。

ローズ

バラ風味のローズクリームをサンドしたマカロン。こちらびっくりするほど豊潤で上品な香りのローズです。

お花の香りを食べ物にするというのは難しいと思うのですが、バラの華やかな香りが鼻腔を心地よく抜けていきます。自然な香りにこだわっているからこその優雅さ。記憶に残るおいしさでした。

ショコラ

チョコレートガナッシュクリームをサンドしたマカロン。

ちょっぴりビターな味わいもあり、上質なチョコレートのおいしさをストレートに楽しませてくれる一品です。

ピスターシュ

イタリア・シシリー島産のピスタチオを使用したガナッシュクリームをサンド。「ナッツの女王」ともいわれるピスタチオは、鮮やかな緑色が特徴で、コクのあるまろやかな味わいです。

びつくりするほど香りが良く、ピスタチオの濃厚な味わいが楽しめる一品。こちら、ぜひまた食べてみたいマカロンでした。

バニーユ

マダスカル産バニラのガナッシュクリームをサンドしたマカロン。マダガスカル産のバニラは、フルーティーな甘い香りが特徴といわれています。

こちらもシンプルにバニラの芳香を楽しめるこだわりの一品でした。

もうあと5種類、食べたことのないマカロンがあるので、次回はぜひ全種類を制覇したいと思いました。

遠藤シェフは「パティスリーカメリア銀座」を2022年に退店してから、フランス・アルザス「ルレデセール パティスリーカム」他、フランス国内のパティスリーで研鑽を積み帰国したばかり。

白とグレーを基調としたシンプルで洗練された店内はとてもエレガントです。また近いうちにぜひ足を運びたいと思います。

【店舗概要】
Taisuke Endo(タイスケ エンドウ)
営業時間:10時30分~19時、月曜・火曜休み(不定)
住所:東京都目黒区鷹番2-4-7 マンション鷹番1F
問合せ先:03-4400-6756

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都目黒区)

コピーライターからWebライターへ転身。アロマセラピスト・整体師としても時々活動しています。趣味はカンフー(八卦掌・長拳)と古代史(関裕二先生のファン)。目黒区の魅力やおもしろいところを発信していきます。取り上げて欲しい目黒の穴場や情報もぜひお寄せください!

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