おひとり様でも入りやすい。何度も足を運びたくなる御徒町の名店。
台東区御徒町の高層ビル群の間に、ひっそりたたずむ一軒家があります。ひっそりしていますが、存在感が独特で逆に目立つ建物です。この建物、実はおでん屋さんなんです。2022年の4月に初めて訪れて以来、すっかりこのお店のファンになり、それ以来ちょいちょいお邪魔しています。
こちらのおでん屋さんの名前は小林。店長のお名前からつけられています。小腹が空いた一人の時、友人との飲み会などシチュエーションを問わず訪れています。空いている時には天地真理のプロマイド写真が貼ってある、入り口近くの奥の席がお気に入り。店内のBGMが70年〜80年代のジャパニーズポップスなのもいい感じです。
おでんを待つ間にポテトサラダをいただきます。クリーム状にマッシュされたポテトと食感が残るポテトがミックスされています。小林の料理は、お馴染みの料理であってもちょっとしたアレンジが施されていて、何を頼んでも美味しいんです。
浅草にある老舗おでんの店、大多福で働いていたという店主の小林さん。大多福のように、おでんは関西風の出汁で上品な味付け。飴色になった大根は、出汁がしみしみで箸で簡単にほぐれる柔らかさです。
しめ鯖などのお刺身も美味しいです♪
刺身には、やっぱり日本酒をいただかないと。
出汁の滲みたさつま揚げも絶品。
この日の焼酎は油坊主。愛媛のお酒です。置いてある焼酎の銘柄は時々で変わるようです。今回メニューにあった油坊主、ガツンとした味わいですがクイクイ進んでしまいました。
絶対外せない唐揚げ。小林の唐揚げは、どういう味付け? と聞きたくなるほどの美味しさです。
美味しいのでおかわり。一度白飯で食べてみたい。
〆はホロホロと口の中で崩れるじゃがいも、プリッとしたジューシーなウインナー、出汁の染み込んだフワフワのはんぺん、最高でした! お行儀は悪いですが、器に口をつけて飲み干してしまうくらい出汁が美味しいんです。お店の雰囲気も良くて、味も良いとなればちょいちょい来てしまいますね。教えたくないくらいお気に入りのお店、御徒町おでん小林、来たその日に次の予約をしてしまうお店です♪
・おでん小林
〒110-0015 東京都台東区東上野1丁目14−9