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iPhone新機能「Apple Intelligence」とは? いつから使える? #専門家のまとめ

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
Appleより

 アップルは2024年9月の新製品発表会で、新機能「Apple Intelligence」をiPhone、iPad、Macに来月から提供開始すると発表しました。

 「Apple Intelligence」とは何なのか? 簡単にまとめました。

ココがポイント

書いたり、自分を表現したり、タスクを簡単にこなすためのAI
出典:Apple(日本)

ChatGPTの幅広い世界に関する知識にアクセスし、その専門知識や画像と文書を理解する能力を利用することができます
出典:Apple (日本) 2024/09/09(月)

主にオンデバイス処理を行います。これにより、ユーザーのプライバシーを守りつつ、高速なAI処理を実現します。
出典:TOMMY・YOSHIDA(吉田勉) 2024/06/11(火)

日本語、中国語、フランス語、スペイン語は来年に対応予定です。来年のいつかは明らかにされていません。
出典:AppBank 2024/09/10(火)

エキスパートの補足・見解

 アップルによる生成AI機能として注目されている「Apple Intelligence」ですが、その機能性を考えると生成AIというよりはiPhoneをより便利に使えるようにするAIといった方が正しいように思えます。

 作文ツールでの校正、写真アプリでの音声を使った写真の検索や動画の作成、メモアプリと電話アプリでの録音・書き起こし・要約、Siriのパワーアップなど、「Apple Intelligence」があればiPhoneが今よりも便利に使えるようになることでしょう。

 オンデバイス(ローカル)で動き、プライバシーが守られているところも嬉しいポイントです。

 その一方で、iPhone 16が発売されるにもかかわらずこの新機能はすぐに使えるようにはなりません。

 iPhoneの言語を「英語(米国)」で利用している人でも使えるのは来月10月から。日本語にしている場合は2025年内とだけしか明かされておらず、日本の多くのユーザーが使えるのがいつになるかは不明です。

 「Apple Intelligence」の評価は、日本語でどれだけきちんと動くかによって変わってきそうです。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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