「若い人のスマホを見る?」30秒で運が良くなる小さな習慣
「運がいい人」になるための小さな習慣 世界の成功者が実践するたった1分のルールより サチン・チョードリー(アスコム、2019)
(1) 若い人のスマホを見せてもらう
毎日使っているスマホは、アプリから何まで自分が使い慣れた設定にしていますよね。けれども、ずっと同じ状況に浸っているとマンネリ化してしまいます。
実は、「スマホ」にもコンフォートゾーンがあります。このコンフォートゾーンを手っ取り早く抜ける方法が「若い人のスマホを見せてもらう」こと。特に、若い人のスマホを見せてもらうと、「最近はこんなアプリがあるのか!」という意外な発見が少なくありません。
これは他人のアンテナを利用して、自分のコンフォートゾーンを抜け出すテクニックになります。新しいアンテナが立つことで、結果的に、意外なチャンスに気づきやすくなります。「たかがスマホのアプリ…」と侮らずに、世代が違う人にスマホを見せてもらうと、新しいチャンスがやってくるかもしれません。
(2) 「失敗した未来」をイメージして失うものを考えてみる
人は、誰しも「未知の世界」「理解できないもの」に抵抗感を感じます。しかし、失敗を恐れていて、行動ができないと現状は変わりませんし、運気も上がりません。
そんな時には、あえて「失敗したら失うものは何か?」を具体的にイメージしてみましょう。それが、1ヶ月後の自分にどんな影響を与えているのかを想像してみるのです。
誰かと大喧嘩している?
クビになっている?
おそらく、そこまで最悪の事態に陥っている可能性は低いのではないでしょうか。
(3) ハッピーエンドの映画の予告編をブックマーク
ハッピーエンドで終わる映画をみるのも、ポジティブな環境に身をおく方法のひとつです。
けど、「忙しくて、映画を見る時間がない!」という方もいるかもしれません。そんな人におすすめなのが、「映画の予告編を見る」という習慣。
一般的には2〜3時間ある映画も、予告編だけなら、せいぜい2〜3分で観終わりますよね。YouTubeでハッピーエンドの映画の予告編を見つけてブックマークしておいて、落ち込んだ時や気分が晴れない時に見たら、ちょっぴり元気がもらえるかもしれません。
(4) 本の紹介
著者のサチン・チョードリー氏はインド出身。外交官の父に連れられて幼少期にバブル期の日本に来たのがきっかけで、1996年に再来日。言葉や文化の壁で不遇の時代を過ごしますが、インドの大富豪から「シュガールの教え」を受けたことが転機に。いまでは、複数の会社を経営する実業家であり、セミナーでは2000人以上が殺到する人気講師となっています。
本の中で紹介されているのは、どれもすぐに1分間で試せる小さな習慣。読んでみると、新しい気づきやヒントがえられるかもしれません。気になったかたは、ぜひ手にとってみてくださいね。(2024年4月現在、Kindle Unlimiteで読めます)