【奈良市】京終駅にあるカフェは「京の果て」ではなく、地域活性化の輪を広げる「果てない」カフェだった!
こんにちは、奈良を愛する地域情報発信者のモチです!
今回は京の果てとして有名な京終駅(きょうばてえき)について紹介をしていきます。
京終駅はダイヤが不便で利用したことがない方も多いですが、本記事を読むことで新たな京終駅の魅力を発見できるはずなので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
京終駅は明治31年(1898年)に開設され、日本の駅の中でも非常に古い歴史を持っています。
2017年にJR西日本から奈良市に無償譲渡され、当時の面影を残しながら2019年に新しく生まれ変わりました。
駅舎は昔ながらの趣きあふれる建物ですが、待合室には誰でも弾けるストリートピアノが設置されていて、こじゃれている駅です。
ピアノ演奏が好きな方なら、電車を待っている時間が楽しみになってしまいますね。
また、京終駅は駅舎がおしゃれなだけあって、併設されているカフェも非常におしゃれなカフェなので、この機会に共有をさせて頂こうと思います。
地域と人をカフェでつなげる
京終駅内の併設カフェ「ハテノミドリ」は、2019年に特定非営利活動法人京終(NPO KYOBATE)によってつくられました。
駅舎内にカフェを設立した理由には、「京終を好きになる人が増えて欲しい」、「離れていても、いつかここへ帰ってきて欲しい」という想いがあります。
ハテノミドリの店内は、ただおしゃれなカフェなだけではなく、
また帰ってきたくなる、そんな懐かしさを感じる、落ち着いたカフェという印象を持ちました。
カフェをつくった方々の京終を愛する気持ちがとても強く感じられます。
そして、店内から見えるホームの風景は、いつも見る光景とはまた違った、まるでアートのような美しさに見えました!
カフェの窓から見える外の風景です。京終駅のダイヤ本数は少ないですが、こんなカフェならゆっくり電車も待てそうです。
では、このカフェの雰囲気に合うメニューは、一体どのようなものがあるかも見ていきましょう。
味にもこだわりを持った本格カフェ
ハテノミドリは、より多くの方に京終を好きになってもらうことを目標に、味にこだわりを持っています。
メニューは私の想像を超える多さがあったので、ここでは割愛をさせて頂きます。興味がある方はハテノミドリの公式サイトからご確認をお願いします。
私は奈良の健一自然農園の「和紅茶」と、カフェで人気がある「チーズケーキ」をオーダーしました。
そして、待つこと数分、、、
おいしそうなチーズケーキと紅茶が到着です!!
写真を見ておわかりのように、見た目だけでケーキがおいしそうなのがわかるかと思います。
ぱっと見、外はかたそうに見えますが、とても柔らかくて、全体的にしっとりしたチーズケーキです!
チーズケーキ自体の甘さは控えめですが、クリームをのせて食べると、クリームの甘さとレモンのほのかな酸味が化学変化を起こし、絶妙な甘さに激変します!!
そして、このケーキを甘さを上手く調和するのが、和紅茶となります。
和紅茶は紅茶の味を主張しすぎず、ほのかで繊細な味と紅茶独特の香りがあり、とても飲みやすくておいしかったです!
まちづくりの拠点となるカフェ
ハテノミドリは、京終を歴史的な京の果てに終わらせるのではなく、これから京終をより活性化しようと「果てない」まちづくりに貢献しています。
メニューを見ると、様々なイベント活動をハテノミドリで行い、さらに京終を盛り上げていこうとしているのがとても伝わってきます。
そして、カフェ内には様々な雑貨などがあり、無人駅である京終駅に多くの潤いを与えています。
京の果てという歴史的な背景をもとに、ハテノミドリが京終駅のさらなる進化を手助けすることに大きな期待ができます!!
京終駅の発展が京終の地域活性化、そしてゆくゆくは、奈良全体の発展につながるよう私も応援をしていきたいと思いました。
現在、電車の利用頻度は少ない京終駅ですが、駅としての魅力は非常に高いので、時間がある際に訪れてみてはいかがでしょうか?
京終駅(ハテノミドリ)
住所:奈良県奈良市南京終町211
電話:070-1849-1033
営業時間:11:00~17:00
定休日:水曜日(※臨時休業もあり)
駐車場:なし