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え、こんな都心に100年越えの食堂が?新宿で異彩を放つ老舗食堂の格別の「肉どうふ」を食べる。

懐かしグルメ散歩老舗グルメ愛好家

新宿駅の東南口の階段を降りたすぐの場所に、創業100年を超える老舗の食堂があります。

創業は大正4年(1915年)の長野屋です。

第一次戦争(1914年〜1918年)真っ只中に誕生した長野屋は、様々な商業施設や飲食店がひしめく新宿のなかで異彩を放つ老舗食堂です。

新宿駅の東南口。改札手前からもよく見えます。
新宿駅の東南口。改札手前からもよく見えます。

創業は大正4年(1915年)。
創業は大正4年(1915年)。

店前に掲げられたメニュー。「年」が後から書き加えられた?
店前に掲げられたメニュー。「年」が後から書き加えられた?

店内は広く、いくつかのテーブル席が並べられています。

店舗は1階が食堂、2階がおそらく厨房と繋がっていて、2階から料理が運ばれてくるスタイルのようです。

料理は2階と通じるエレベーターから運ばれ1階に到着します。
料理は2階と通じるエレベーターから運ばれ1階に到着します。

定食メニューは700〜800円前後のものが多く、小皿料理は200〜300円ほど。

和食からカツなどの洋食メニューまでボリューム感あるメニューが目を惹きますが、1品追加しても1,000円ほどで済むのが嬉しいところ。

ふらっと入ってしまったら確実に迷うであろう、どれも魅力を感じる品々。
ふらっと入ってしまったら確実に迷うであろう、どれも魅力を感じる品々。

よく沁みた肉どうふにご飯が進む。

肉どうふ定食(税込770円)とハムエッグ(税込330円)
肉どうふ定食(税込770円)とハムエッグ(税込330円)

よく煮込まれた肉どうふ。

濃すぎず、ほどよい味でご飯が進みます。

オンザライスをすればさらに美味しい!
オンザライスをすればさらに美味しい!

つい追加注文してしまったハムエッグ。うっすら塩がふりかけられています。

お皿の中いっぱい埋められた、まん丸のたまごとハム。下にはキャベツが敷かれてます。
お皿の中いっぱい埋められた、まん丸のたまごとハム。下にはキャベツが敷かれてます。

黄金色のカツカレーも魅力

もはやパッと見ではカツカレーとわからない、カツカレーも別日に注文。

ライスの上にカツ、そしてカレールーが大胆にかけられています。
ライスの上にカツ、そしてカレールーが大胆にかけられています。

とろっとした甘い見た目に反して、結構ニンニクの香りが効いています。
とろっとした甘い見た目に反して、結構ニンニクの香りが効いています。

創業から100数年のあいだに、新宿の環境も大きく変わったはず。

新宿に足を運んだ際は、懐かしさ残る希少な雰囲気を味わってみては。

長野屋
新宿駅東南口出て徒歩1分
新宿駅から182m

営業時間
11:30~22:00
日曜営業

定休日
水曜日

執筆・撮影:勝田健太郎

老舗グルメ愛好家

歴史メディア編集者が、現代に残る歴史遺産としての食や食文化を紹介。筆者:勝田健太郎

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