【那覇市】赤瓦の隠れ家的空間で、沖縄そばを御膳スタイルで楽しめます。
モノレールの安里駅から徒歩5分程、国道330号から一本入ったところにある沖縄らしい赤瓦の建物がずっと気になっており、入ってみるとそこは沖縄そば屋さん「つばめ御茶屋御殿(燕沖縄そば)」でした。
入ってみると可愛い燕のモチーフの暖簾と趣のある店構えでワクワクします。
玄関はまるで温泉旅館のよう。メインフロアは2階なので目の前の階段を上がり、2階に上がります。
2階に上がると広々とした空間に美術品がセンスよく並べられていました。
奥には座敷もあるので、ゆったり寛げます。お子様連れにもぴったりかもしれません。
沖縄の美術品は、店長さんのご両親が趣味で集めていたものを飾っているそう。美術品だけではなく、家族の愛も感じられて素敵です。
こちらも美術品のうちの一つです。
沖縄そばのメニューは「三枚肉すば」と「ソーキすば」の二種類です。
特にソーキすばの方が人気とのことだったので、そちらを注文しました。
せっかくなので色々とセットでついてくる「つばめ御膳ソーキすば」にしました。
「つばめ御膳ソーキすば」を注文して大正解! ソーキすばは泡盛を使って煮込んだソーキが分厚くて柔らかかったです。コシがあり、喉越しの良い細めの麺と豚だしに、カツオと昆布を合わせたスープは、ふくよかな味わいでした。
このお店で特に感動したのが店長のみっちゃんのノリの良さと人当たりの良さ、そしてお客さんの暖かさです。私が入店した際、注文を受けてくださった方と運んでくださった2人の女性は、後から聞くとなんと初めて食べにきたお客さんとのこと! ちょうど団体客が入って忙しかったので手伝ったそうで、最後そのお二人と店長のみっちゃんと「こういう助けあうのは沖縄あるあるさ〜」と笑いながら話してるのを聞いていて、沖縄のこういう人と人の助け合い精神が大好きだと改めて感じました。そんな家族愛が詰まった美術品や人との繋がりの暖かさを感じながら、落ち着いた空間で沖縄そばを堪能してみてはいかがでしょうか?
つばめ御茶屋御殿
住所:沖縄県那覇市安里3丁目2−5
電話番号:098-987-6411
定休日:月曜日と第2.4.5日曜日
営業時間:11:00~15:00