【神戸市東灘区】JR住吉駅周辺にある住吉川の水車の記念碑を訪ねる
住吉川沿いには江戸時代には多くの水車が立ち並んでいて製粉や酒造りに使われていました。その歴史を残すために今でも記念碑などがJR住吉駅周辺にあります。駅周辺の水車の記念碑を訪ねてみました。
JR住吉駅にある灘目の水車
JR住吉駅の北口には灘目の水車の石のレリーフが設置されています。鯉が泳ぐ池の中に水車があります。駅前のある水辺の憩いのスペース的存在といったところでしょうか。
石碑の上からは水が流れて循環しています。ただ、一見したところではなかなか水車とは気がつきにくいかもしれません。よく見れば真ん中が水車の形をしていますね。
実際に動く灘目の水車がを復刻して設置しているところもあります。それに関しては「灘目の水車の山田太郎と山田次郎に会いに行ってきた」の記事もご覧ください。
水車の広場
JR住吉駅から線路沿いに東に進んだところに水車の広場があります。壁には大きな水車の形をしたレリーフが設置されています。
広場には天保7年に製油録に書かれている絵や大正時代に酒造会社で撮られた写真などが展示されています。住吉川沿いの水車は地域の産業を興した立役者です。それがこの絵からも伝わってきます。この広場はちょっとした水車の博物館展示コーナーといった感じです。
JR住吉駅周辺を少し歩くだけで水車の歴史を見て回ることができます。お子さんの夏休みの自由研究のテーマに取り上げてみるのもよさそうですね。
水車の広場
神戸市東灘区住吉東町