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iPhoneのスクリーンショット撮影時のシャッター音が無音化。iOS 10.2アップデートで

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
サイレントモードでスクショを無音化できます。筆者キャプチャ

Appleが12月13日(火)に公開した『iOS 10.2』にて、ついに日本で販売されているiPhoneでもスクリーンショット撮影時のシャッター音を無音にできるようになりました!

この「スクショ無音化」は当初テスト版のOS『iOS 10.2 beta』で確認されており、その後機能は撤回されることなく無事に正式版にも採用されたという流れです。

肝心の無音化方法ですが、スクリーンショット撮影時にiPhone本体をサイレントモード(マナーモード)状態にすればOKです。あとは何枚撮ってもシャッター音が鳴りません。

これで電車やバスなどの社内や飲食店などの店内でスクリーンショットを撮影してもほかの人の注目を集めずにすみます。

カメラのシャッター音も小さく

なお、通常のカメラにおいても体感でわかるレベルでシャッター音が小さくなっているのもポイントです。

とくにiPhone 7は本体の上下にスピーカーがあることから、これまで使えていた「スピーカー穴を指でおさえることでシャッター音を抑えながらカメラを撮る」といったテクニックが使えなくなり、所構わずカシャカシャと大きなシャッター音を立てる物体と化していました。

これがiOS 10.2をインストールすれば、騒がしい飲食店であれば周りの客に聞こえないくらいのシャッター音になります。

もちろんこうした記事を読んでいる方々の多くは無音カメラアプリを利用されているとは思いますが、とっさのときに撮影してもあまり音が響かないようになったという事実は知っておいて損はないでしょう。

それにしてもiPhoneのシャッター音、いつ日本でも完全に無音化できるようになるのでしょうか……(海外で販売されているiPhoneはカメラのシャッター音も無音化できます)。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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