WBAウエルター級11位のサウスポー
WBAウエルター級11位で、同NABAタイトルを保持するトレシャン・ウィギンズが、ナイジェル・フェネルの挑戦を受け、99-91、97-93、98-92の判定勝ちを収めた。
ウィギンズは15勝(8KO)5敗3分、フェネルは13勝(8KO)2敗となった。
試合はまったく盛り上がらなかった。サウスポーのウィギンズと、オーソドックスのフェネル。共にジャブの刺し合いに重きを置き、パワーヒットの交換がほとんど見られなかった。
「こういう展開において、私は賢く、忍耐強く戦う必要があった。面白い試合ではなかったかもしれないが、ハイレベルなチェスマッチのようなファイトだった。自分に忠実にゲームプランをこなす必要があった」と試合後のウィギンズは言った。
ウエルターと言えば、WBOチャンピオンのテレンス・クロフォードと、WBA/WBC/IBFチャンピオン、エロール・スペンス・ジュニアとの統一戦が関心の的だが、ウィギンズが両者と絡むことは無さそうだ。