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Xiaomi 14 Ultraをレビュー!20万円のシャオミ最強カメラスマホの実力はいかに

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2024年5月に発売されたシャオミ製のフラッグシップ5Gスマホ「Xiaomi 14 Ultra」。大画面の6.73インチ有機ELディスプレイ×リフレッシュレート1-120Hz対応、SoCには高性能な「Snapdragon 8 Gen 3」採用、バッテリー容量は5,000mAhです。

注目は、カメラ。ライカ監修クアッドカメラ搭載(広角+超広角+望遠+ペリスコープ望遠)です。広角には、1インチセンサー×無段階可変絞りを備え、2つの望遠はテレマクロ撮影にも対応しています。

この他に、最大90Wの急速充電やワイヤレス充電、ステレオスピーカー、IP68防水防塵まで備え、本体価格は税込199,000円(直販モデル)。国内モデル購入者には、専用の「Photography Kit」(約22,000円相当)がもらえます。

今回は、実際に「Xiaomi 14 Ultra」はどうなのか正直にレビューしていきます。スマホにカメラ性能を求めるユーザーは必見です。

「Xiaomi 14 Ultra」をレビュー!デザイン・ゲーム動作・バッテリー持ちをチェック!

ディスプレイは約6.73インチ有機EL(AMOLED)、解像度は3,200×1,440。ベゼルは極狭仕様で、中央上部にパンチホール型インカメラを備えています。

ピーク輝度は、3,000nit。屋外の直射日光下でも見やすく、発色・色味も問題ありません。また、リフレッシュレート1-120Hzの可変駆動で、なめらかなスクロール表示なども楽しめます。

次に、背面デザイン。中央上部にどデカい「クアッドカメラ」、左下に「Xiaomi」と刻まれています。

カラーは、ブラック、ホワイトの2色展開となっています。背面には、ナノテクノロジーヴィーガンレザー素材を採用。触り心地は良く、滑りにくい印象です。

右側面には、「電源ボタン」、「音量ボタン」
右側面には、「電源ボタン」、「音量ボタン」

左側面には、「なにもありません」
左側面には、「なにもありません」

上部側面には、「スピーカー穴」
上部側面には、「スピーカー穴」

下部側面には、「SIMスロット」、「マイク」、「Type-Cコネクタ」、「スピーカー穴」
下部側面には、「SIMスロット」、「マイク」、「Type-Cコネクタ」、「スピーカー穴」

「Xiaomi 14 Ultra」は、ステレオスピーカーを採用。音質はクリアで、音の広がりを感じられます。少なくとも、動画鑑賞・ゲームには多くのユーザーが満足できるはずです。

SoCには、クアルコム製のハイエンド向け高性能チップ「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載。動作については、アプリの切り替えや起動、スクロールなどを含めとてもとても快適です。原神やスターレイルのような重い3Dゲームもしっかり楽しめます。

ただし、高負荷時にはしっかり発熱する印象。また、バッテリー持ちはやや物足りません。ライトユーザーなら一日は持つと思いますが、カメラやゲームを長時間利用するユーザーは注意が必要でしょう。

この他、最大90Wの急速充電に対応。専用充電器・ケーブルがあればわずかな時間でサクッと充電できるのは魅力的です。

ちなみに、メモリ(RAM)は16GB、内蔵ストレージ(ROM)は512GBを採用。microSDカードには、残念ながら非対応です。

「Xiaomi 14 Ultra」の本体サイズは、約161.4mm×75.3mm×9.20mm、重さは約219.8g。6.73インチの大画面かつ背面に大きなカメラを搭載しているため、持ち心地は正直イマイチです。

このあたりは好みもあると思うので、ぜひ一度実機に触れてみるのが良いでしょう。

「Xiaomi 14 Ultra」のカメラをチェック!ライカ監修クアッドカメラの実力はいかに

「Xiaomi 14 Ultra」は、ライカ監修のクアッドカメラを搭載。構成は、約5,000万画素(広角)、約5,000万画素(超広角)+約5,000万画素(望遠)、約5,000万画素(ペリスコープ望遠)となっています。

メインカメラには、1インチの大型センサー(Sony LYT-900)とF値1.63~F値4.0までの無段階可変絞りも備えています。また、2つの望遠カメラはテレマクロ撮影に対応。被写体にグッと寄って撮影が可能です。以下、「Xiaomi 14 Ultra」の作例。

「Xiaomi 14 Ultra」はメイン、光学3.2倍の望遠がとにかく使いやすく万能です。特に、望遠レンズを活用したテレマクロ撮影は衝撃的でした。様々なシーンで役に立ち、雰囲気ある写真を手軽に撮影することができます。

光量が足りない暗所・夜景シーンでも、明るく撮影することができます。暗所撮影では、絞りを調整することで光芒を生み出すことができるのも素敵です。

とにかく撮影できるシーンの幅が広く、これ一台あればどんな場面にも対応できるのが魅力的でした。(*モバイルドットコムにて、上記以外のXiaomi 14 Ultraで撮影した作例を公開中です。)

【レビュー記事】

Xiaomi 14 Ultraでの実機レビュー記事はコチラ

「Xiaomi 14 Ultra」は実際どうだったのか、結局おすすめなのか?

シャオミ製の最上位フラッグシップモデル「Xiaomi 14 Ultra」は、価格に見合ったカメラ性能を備えた国内最高峰の一台であることは間違いないでしょう。

もちろん、カメラだけではなく、大画面ディスプレイ×高リフレッシュレート、安定した動作、IP68防水防塵や急速充電など求める仕様も揃っています。おサイフケータイ非対応なのは惜しいですが、それをカバーできるだけの魅力を備えたカメラスマホでした。

カメラ性能に妥協のないモデルを探しているユーザーには、とてもおすすめできる一台です。ぜひ、一度チェックしてみてくださいね!

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スマホ大好きちえほんとアシスタントの椿がお送りするガジェットチャンネル「モバイルドットコムTV」。最新のスマホやガジェットを買ってどんな魅力があるのかを紹介しています。スマホやガジェット選びに悩んでる人、どれにしようか迷ってる人にも分かりやすいよう比較なんかもしています。

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