太い軸で書くと安心なのです!人間工学的実験データに基づいて開発された使いやすい「ドクターグリップ」
こんにちは!文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
最近はパソコンの普及でそんなにガリガリと書き続けることもなくなりました。でも、どうしても覚えておきたいこと、記録しておきたいことを録音するわけにはいかない時には書くしかないですよね。まだまだ手書きは僕たちの生活の中に生き残っていくと思います。
僕は学生時代、書いて覚えるタイプだったので、暗記したいワードは何十回も書き続けて手に覚えさせました。今、振り返ってみると恐ろしいほどの非効率ですが、その当時はそうするしかなかったくらい追い込まれていたんです。安いコピー用紙に何回も書きまくってました。
そんな我々の同世代に圧倒的に支持されたのが「ドクターグリップ」です。この筆記具の名前を誰もが一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか。僕も、いつかはこの筆記具に乗り換えようと虎視眈々と狙っていました。学生時代には叶いませんでしたけどね。
今日はそんなみんなの憧れロングセラー筆記具を紹介しますね。
なんと1991年発売の30年以上前の文房具です
初代ドクターグリップボールペンが発売されたのは、1991年です。なんと30年以上前の文房具だったんですね。この時代は相撲ブームで若貴人気の絶頂の頃でした。その勢いに押されて無敵だった横綱千代の富士(通称:ウルフ)の引退も記憶に新しいです。
この筆記具というかラバーグリップは、手や腕にかかる負担を軽減する事を目的として開発されました。メインターゲットは学生ではなくて、オフィスで仕事をする事務仕事をする人だったようです。かなり強い筆圧で長時間筆記をする人を狙った商品です。
確かに僕もとても筆圧が高かったです。受験勉強している時に、指が痛くて痛くて、バンドエイドを指に巻きながら書き続けていたことを思い出します。あそこまで非効率な勉強を今なら絶対しないけどなぁと、今の僕なら考えることが出来るんですけどね。
なんで名前にドクターが付いているの?
このドクターのネーミング気になりますよね。一体、どこがドクターなんでしょうか。僕が今回「ドクターグリップ」を文房具ブログの題材に選んだのは、大好きだった坂本龍一さんが亡くなったからです。教授というニックネームで、みんなに愛された天才でした。
このネーミングの由来は、東海大学教養学部教授吉田武夫さんが開発協力して、慣性モーメントに着目した動かしやすい筆記具を人間工学的実験データを基にして実現させた筆記具だからです。つまり教授がドクターの由来になっているのです。
あれ?確か以前調べた時には医師の協力があって開発されたものだからという説明がありました。人間工学的実験データを収集するときに医師の協力もあったんでしょうね。そんな感じでドクターグリップですので、安心して使ってくださいね。
まだまだ進化が止まらないドクターグリップ
僕が持っているシリーズは、Gスペックで油性ボールペンです。グリップひとつをとっても、毎年のように硬さに工夫が入ったり、構造が二重になったりと、進化が止まらない筆記具であることは間違い無いと思います。ここも生き残っている理由です。
この筆記具、まだまだ進化が止まらないと思いますよ。この先、10年で一体どんな筆記具になっているのか楽しみに見守っていましょうよ。僕は、まだまだ進化が止まらない筆記具だと信じていますので、新しいのが出るたびに買い続けます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。では!
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