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「糖質制限ダイエット」で陥りがちなミス?-糖質制限のポイントを解説!-

ご覧頂きありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「糖質制限ダイエット」について解説していきます。

今回の目次

  1. 糖質制限ダイエットとは?
  2. 糖質制限ダイエットは良いの?
  3. 糖質制限の陥りがちなミス
  4. 糖質制限ダイエットのポイント!
  5. 最後に

[1]糖質制限ダイエットとは?

そもそも「糖質」とは体にとって最も一般的なエネルギー源です。

ご飯・パン・麺・いも・果物・砂糖・はちみつなどに多く含まれています。

糖質は食物繊維と合わせて「炭水化物」と呼ばれていますが、食物繊維は人の場合、分解できないためエネルギーにはなりません

そして、糖質制限ダイエットは糖質の摂取量を減らすダイエット法です。

代表的なやり方では、糖質を減らした分、タンパク質などの摂取量を増やします。

[2]糖質制限ダイエットは良いの?

通常、食後に血糖値が上がると、すい臓からインスリンが分泌されて血糖値が下がります

糖は肝臓や筋肉などに蓄えられます。

そして、日本人は欧米人に比べて、血糖値を下げる「インスリンの分泌能力が低い」といわれています。

そのため、糖質の多い欧米食(ピザ・パスタなど)をたくさん摂ってしまうと高血糖(糖尿病)を招きやすくなります。

また、糖はたくさん増えると「中性脂肪」として蓄えられます。

そのため、糖質の摂り過ぎは肥満を招くため、適度な糖質制限ダイエットはおすすめです。

[3]糖質制限の陥りがちなミス

"適度な糖質制限"ダイエットはおすすめですが、"過度な糖質制限"はお勧めしません。

その理由として下のようなことがあげられます。

  • 低血糖を招く
  • インスリンの効きが悪くなる…血糖値が乱れやすくなる
  • 代謝が悪くなる…リバウンドしやすい
  • 疲れやすくなる
  • ストレスになる
  • 体重が減るが体型は乱れるなど

また、糖質をしっかり制限して「タンパク質ばかりを多く摂る」という方もいますが、これもあまりおすすめしません。

タンパク質ばかりに頼ってしまうと、肝臓や腎臓に大きく負担がかかってしまいます

ちなみに「脂質はカロリーが高いため、脂質の摂り過ぎもおすすめしません。

このように「過度な糖質制限」や「タンパク質や脂質に頼り過ぎる」というのは、おすすめできないダイエット方法です。

では、糖質制限ダイエットのポイントを最後にみていきましょう。

[4]糖質制限ダイエットのポイント!

糖質制限ダイエットのポイントは「ゆるく糖質制限」です。

完全に糖質をカットするのではなく、例えば「白米を少し減らして、減らした分を食物繊維に置き換える」という方法です。

糖質をがっつりとカットすると、代謝が悪くなり、リバウンドをしやすくなります

他にも下のようなことを意識してみましょう。

  • 食事だけを変えるのではなく「運動」もする
  • 食事はよく噛んで食べる…急激な血糖上昇の予防
  • 食物繊維をしっかり摂る…急激な血糖上昇の予防
  • 内臓を労わる…禁煙や節酒・ストレス解消など
  • 体重だけに捉われない…急激な体重の減少はリバウンドしやすい

[5]最後に

ここまで解説したように日本人の体の特徴からして「ゆるく糖質制限ダイエット」をすることはおすすめです。

しかし、リバウンドをしないためにも、過度な糖質制限や、タンパク質に頼り過ぎるのはあまりおすすめしませんので注意しましょう。

下の動画でも解説しておりますので、ぜひご覧ください。

最後までご覧頂きありがとうございました!

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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