家にあったら要注意!片付け現場でよく見かける「即捨てリスト5」
整理収納アドバイザーむらさき すいこです。片づけたいけど、何から手をつければいいかわからないという人はいませんか?今回は、訪問整理収納サポートで数多くのご家庭に伺っている筆者が、現場で本当によく見る「即捨てても大丈夫な物」を5つご紹介します。当てはまる物があるかチェックしてみてください。
1.使い捨ての割りばし・スプーン
スーパーやコンビニでもらう割りばしやスプーンを大量に持っているケースをよく見ます。もらった物を何も考えずに取り置くと、加速度的に物が増えていきます。この場合には、「取っておく量」を決めるのがおすすめ。例えば割りばしやスプーンを「来客時に使用する」ケースで考えてみましょう。一度に招待する人数を最大6人と仮定した場合には、「3回分(計18本)保管する」と、まずは一度、自分で数を決めてみるのです。18本で過不足なければその数を守ってみましょう。また、使い捨ての割りばしやスプーンを防災用品として取り置いているなら、こちらも数を決めて保管場所をキッチンから防災備蓄場所へ移すことをおすすめします。「取っておく量」を決めたら、もらわない選択もできるようになります。
2.古い試供品・ホテルのアメニティ
試供品やホテルのアメニティが洗面所の引出しに大量に入っていませんか?訪問整理収納サポートに伺うと、大きな収納引き出しいっぱいにアメニティが入っているご家庭も少なくありません。1年かかっても消費きれないほどの量です。一般的に化粧品の試供品は1年を目安に使いきることが推奨されています。(全てがこの限りではありません。)古くなったものは効果が薄れたり肌トラブルを引き起こす可能性があるので、積極的に処分してみてください。もらった試供品やアメニティは溜め過ぎず、すぐに使って次々に消費していくのがおすすめです。
3.欠け・ヒビが入っている食器
欠けたりヒビが入っている食器も片付けの現場では高確率で見かけます。欠けた食器は見た目が悪いだけでなく使用中に怪我をするリスクもあります。また、破損部分に汚れや細菌がたまりやすく、十分に洗浄できないことがあるので不衛生になる可能性があります。なにより、食卓に欠けた食器があると、気分が良くないもの。風水の観点からも破損している食器は運気を下げるといわれているので、即捨てしても大丈夫です。
4.空き箱
空き箱の大量保管も大変よく見かけます。既に本体は処分しているけど、箱だけ残っているケースも片付け現場では大変よくあることです。この場合、「箱をとっておく目的」を明確にしてみましょう。「売るから」「シーズンオフに保管しやすいから」「引っ越しの時に使うから」このような明確な理由がある場合には基本的には取り置いても問題はありません。でも、「なんとなく捨てられない」という場合は、限られた収納スペースに空気を収納しているようなもの。もったいない状態に気づくことが大切です。
5.痩せたら着る服
クローゼットの整理収納サポートでは、高確率で遭遇する「痩せたら着る服」。3年、5年と取り置いているケースもよくあります。実際に痩せて着ようと思った時には流行遅れで、着る気が起きない可能性があります。それなら、処分(またはリサイクル)して、クローゼットをスッキリさせたうえで似合う服を探してみることをおすすめします。
まとめ
今回は、片付け現場でよく見かける「即捨てリスト5」をご紹介しました。思い当たる物はありましたか?悩んだり、深く考えたりせずに比較的手放しやすい物なのでぜひトライしてみてください。