2024年の確定申告いつからはじまる?注意点も紹介
2024年がはじまり、2月といえば……
当てはまる人は頭が痛くなる確定申告の時期ですね。
確定申告は昨年1年の利益や損失を確定させて清算する大事な作業でもあります。
今回は確定申告のスケジュールを確認して、余裕を持って申告できるようにしていきましょう!
2024年(2023年度分)の確定申告受付期間は2月16日(金)~3月15日(金)
となっています。
これをふまえて月別で注意点や押さえておきたいポイントを紹介します。
還付申告はすでにスタート
還付申告とは、納めすぎた税金を戻してもらう(還付)目的の確定申告です。
還付申告のできるものはこんなもの
- 生命保険、医療保険を支払いしている場合の生命保険料控除
- 病院にかかり一定額の金額を超え医療費がかかった場合の医療費控除
- ふるさと納税などをした場合の寄付金控除
- 念の途中で退職し、年末調整が済んでいないもの
- マイホームを購入したときの住宅ローン控除
- 盗難や災害で損失があった場合の雑損控除
実は還付に対象になるものもありますし、還付申告に関しては5年分遡れますので、自分や家族にこういったものが該当しているか確認してみましょう。
e-Taxでの申告はすでにスタート
1月4日からe-Taxでの受付が始まっているので、すでに確定申告が準備万端な方や普段の確定申告をe-Taxで行っている人は2月16日を待たずして申告できますので利用してみましょう。
パソコンがないとe‐Taxを利用できないと思われる方もいますが、
最近ではスマホでも簡単にできるようになったのでぜひ!
2月いよいよ確定申告受付スタートです!
最寄りの税務署で確定申告書を受け付ける場合と、確定申告時期だけは市民ホールやショッピングモールの一画が申告会場となる場合があります。
その場合、整理券の予約が必要になることもあるので、会場に提出に行く予定の方は、行く前に所轄の税務署がどのような状態になっているか確認してみましょう。
また通常の確定申告受付時間は平日の8:30~17:00ですが、一部の税務署では休日にも税務署が開庁している場合がありますので平日に会場に行けない方は、こちらも確認をしてみてください。
3月、ラストスパート!
確定申告も大詰めの3月。
過去に夏休みの宿題ギリギリで大変な思いをしていた人たちはきっと3月になると焦りだすタイミングですね(私はギリギリ派でした)
確定申告をあまりしたことがない人は特に気を付けるポイントですが、副業やそのほか利益がでて所得税を支払わなければならない場合、3月15日までに確定申告で計算された金額を納付する必要があるので金融機関で支払いたい人は申告書の提出期限と納付期限にも注意する必要があります。
納期限に関しては所得税、贈与税は3月15日ですが、消費税は4月1日となっています。
確定申告の受付前ということで、これから準備をはじめれば心にも時間にも余裕が生まれると思います。
不安な点があれば、はやめに最寄りの税務署に相談をして確定申告を乗り越えていきましょう。
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