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【河内長野市】3年ぶりに市内各地で秋祭りが行われますね。その前にだんじりの試験曳きが行われていました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

以前南海千代田駅にて秋祭りの予告があり、だんじりの提灯が飾られていたことをご紹介しました。そして昨日は試験曳きの日ということで、祭り本番の前にどんな雰囲気なのか実際に見てきましたので、ご報告します。

日程は知っていましたが、さてどこで見学しようかと情報収集していると、野作第1公園で13時から10台ものだんじりが終結するという情報をキャッチしました。

団体行動ということで野作第1公園に集まり、順番にだんじりが曳かれるというのです。

富田林でもだんじりの雰囲気が盛り上がっていました
富田林でもだんじりの雰囲気が盛り上がっていました

今回は河内長野市のだんじり試験曳きの様子の紹介ですが、もちろん富田林やほかの南河内地域でも、歩いていると秋祭りを思わせるだんじりの提灯を見ることができました。

本当に、この秋は祭りが行われるんだということが実感できます。

ということで、野作第1公園にやってきました。少し早い時間に来たので、何もない静かな公園の状況です。

しかし、すでに原支部のだんじりが公園の前で待機していました。ここに次々とだんじりが来るようです。

やがて時間になると、別のだんじりが姿を見せました。

次々とやってきます。すると公園内にも見学の人や町ごとに異なる法被(はっぴ)を着た人の姿が増えてきました。

公園の外を見ると別の方向からもだんじりの姿が見えます。手前のは古野のだんじりですね。

先頭のだんじりが、すでにある方向に向かって動き出しているのが見えました。

次々とだんじりが姿を見せてきました。このまま団体行動で同じ方向に曳かれていくようです。

野作のだんじりです。ここは野作第1公園なので地元になるのでしょうか?

こちらは上原のだんじりですね。

こちらは上町とあります。どうやら高向の方から来たようです。

次に高向下町のだんじりが見えました。このほか中町のだんじりもありました。

長野のだんじりですね。これを書くと他の地域の人に怒られそうですが、やはり河内長野の長野は、この地域から来ていることは間違いないので、町の中心という印象があります。

私が野作第一公園に来たときから待機していた原支部のだんじり。楠木氏を彷彿とさせる菊水の紋が印象的です。

次々と曳かれていきます。出来るだけ1台ずつ撮影したつもりでしたが、もしかしたら抜けているのもあるかと思います。

下西代のだんじりです。

西代のだんじりです。下西代とあるので上西代かなと思いつつそうではないようですね。

腹巻をした女性もいて、本当にお祭りという感じですね。

石坂のだんじりです。ブルーの法被のインパクトが大きいですね。

野作第1公園からだんじりが東の方に向かっていきます。このまま付いていきましょう。それにしても今日は天気が良かったのですが、暑いですね。夏祭りのようです。

後ろから先頭を見ると、だんじりが何台も続いています。新装しただんじり曳きを何度か見ましたが、単独でもインパクトがあるのに、これだけ並ぶと凄いですね。

図書館や河内長野ガスの前も、だんじりのある風景はいつもとは雰囲気が異なります。

ところが、ここでモックルコミュニティバスが、だんじりの行列に乱入してきました。

今では河内長野の顔のような存在になったモックルですが、モックルは1997(平成9)年に誕生したので、当然ながらこの地域のだんじり文化のほうが遥かに古いのです。

そのためか、ここでのモックルはいつもより小さくなっているように感じてしまいました。

とはいえ、モックルバスもまるでだんじりの行列に参加しているかのようにゆっくりと進行していきます。

また法被こそ来ていませんが、バス会社の人がだんじりを誘導するようにいる姿も良いですね。

モックルバスは途中から離脱しましたが、だんじりの行列はある交差点まで来ると、名物のぶん回しを始めました。

順番にぶん回しをしてからそれぞれの方向に移動するようです。これは中町のだんじりのものですね。

ぶん回しの動画については少し撮影してみました。

ちなみに地図でだんじりが団体行動で一斉に動いたのはこんなルートです。

すべてのだんじりがそれぞれの方向に向かった後、ぶん回しをしていた交差点を撮影しました。激しく回った跡が鮮明に残っていました。

だんじりの様子を見学してから、JAの敷地内にあるアグリかわちながので買い物をしていると、ここで休んでいるだんじりがありました。長丁場ですから大変ですね。

また市役所の横にある大池の反対方向からもだんじりの音色が聞こえます。当初これでだんじりの試験曳きについては終わりにしようと思いました。

しかし、よく考えると夜まで行われている事に気づきます。ということで夜暗くなってから、今度は南海千代田駅に向かってみることにしました。

19時頃、南海千代田駅に向かうと、早くもだんじりがぶん回しをしていました。

回っている瞬間もすごい迫力ですね。

さて向野町のだんじりのぶん回しが終わり、そのあと踏切を渡った先に向かおうとしていると、

次のだんじりが待っていました。この2ショットもインパクトがありますね。

さらにここは踏切があるので、踏み切りを待つ姿と電車とのショットも中々のもの。

だんじりを見ている間、何台もの電車が通過していきましたが、中にはだんじりの様子を見ている乗客の姿もありました。

こちらは市町西のだんじりです。

次にひときわ派手で、提灯のライトが点滅するだんじりが現れました。木戸本郷です。

そのあと別のだんじりが来ました。

一瞬「現」「環」と書いているように見えたので、そんな地域があったのかなと思いましたが、よく見ると「千代田石坂」と、書いています。昼間に石坂のだんじりを見ましたが、また違うんですね。

そうすると、西友の方からもう一台だんじりが現れました。

そうです。こちらは昼間も見た石坂のだんじりです。夜もブルーのライトがインパクトありますね。それにしても昼間からずっと曳いているのですから大変だなと思いました。

夜もぶん回しの動画も少し撮影しました。昼間とはまた雰囲気が違いますね。

ということで、だんじり試験曳きの様子を見てきました。前回の2019年開催のときにはまだ私はこの地域にいなかったので、初めてだんじりの勇壮な姿を見ました。

試験曳きはいわばリハーサルのようなもののように意識していましたが、祭り本番さながらの熱気ある雰囲気を存分に楽しめました。

秋祭りは毎年の収穫を祝う祭り。なのに2年間お預けになって3年ぶりに今年行われます。参加している人たちの本当にうれしそうな姿が特に印象的でした。10月8・9日の本番も本当に盛り上がること間違いないでしょう。

野作第1公園
住所:大阪府河内長野市昭栄町4
アクセス:南海・近鉄河内長野駅から徒歩20分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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