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1週間後に防衛戦を控えたWBAライト級チャンプ

林壮一ノンフィクションライター/ジェイ・ビー・シー(株)広報部所属
(写真:REX/アフロ)

 27戦全勝25KOでWBAライト級レギュラー王座に就くジャーボンテイ・デービスが、次戦に向けて声明を出した。1月7日、挑戦者はWBAスーパーフェザー級チャンピオン、ヘクター・ルイス・ガルシア。

 「1月7日が待ち遠しいね。サポーター、家族、友人、ファンが会場に駆けつけてくれるよ。彼らとの再会が楽しみだ。

 対戦相手は元オリンピック選手であり、素晴らしい競技者である世界チャンプだ。試合のためにキャンプで、自分を追い込んでいるよ。見る人に、今回のファイトを捧げたい」

写真:REX/アフロ

 16戦全勝10KOのガルシアも言った。

 「世界最高のファイターであるジャーボンテイ・デービスと戦うする機会を与えてくれた、自分のチーム、デービス本人に感謝します。この試合は私がステップアップするためのものであり、ファンの皆さんの記憶に残る歴史的名勝負となるでしょう。私の名を刻むものとなる筈です」

写真:REX/アフロ

 デービスは1年前、指名挑戦者であるローランド・ロメロ戦が流れ、急遽代役として決まったイサック・クルス戦でやや精彩を欠いた。現在もヘクター・ルイス・ガルシア戦後に、人気選手であるライアン・ガルシアとのファイトが決まりそうだ。

 デービスがどのくらい1月7日に集中できるかが鍵となりそうだ。

ノンフィクションライター/ジェイ・ビー・シー(株)広報部所属

1969年生まれ。ジュニアライト級でボクシングのプロテストに合格するも、左肘のケガで挫折。週刊誌記者を経て、ノンフィクションライターに。1996年に渡米し、アメリカの公立高校で教壇に立つなど教育者としても活動。2014年、東京大学大学院情報学環教育部修了。著書に『マイノリティーの拳』『アメリカ下層教育現場』『アメリカ問題児再生教室』(全て光文社電子書籍)『神様のリング』『世の中への扉 進め! サムライブルー』、『ほめて伸ばすコーチング』(全て講談社)などがある。

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