【京都市中京区】お花見どこに行く! この春出かけてみたいとっておき桜の名所や穴場まで 洛中から5選
日ごとに暖かさが増してきましたね! 桜の開花が待たれるところですが、開花宣言はというと、京都地方気象台(外部リンク)の記録では、平年は3月26日、昨年は3月24日でした。今年2023年もそのあたりでしょうか? さて、この春に出かけてみたい桜の名所や穴場などを地域ごとにご紹介してみたいと思います。まずは洛中から!
桜の開花や満開の宣言は、二条城内にある標準木の観察をもってなされます。開花日は、対象とする植物の花、「さくら」や「うめ」などは5~6輪が開いた状態となった最初の日、満開日は、対象とする植物の花が、咲き揃ったときの約80%以上が開いた状態となった最初の日となっています。
1965年(昭和40年)に、河原町二条にあった旧角倉了以の屋敷の一部、庭石、庭木等を無償で譲りうけ、更に全国から集めた銘石、篤志家より寄贈を受けたものなどを用いて造立された「清流園」(外部リンク)も魅力です。
その角倉了以と素庵によって開削されたという、高瀬川添いの桜も見事です。一の舟入に残る高瀬舟に覆いかぶさるソメイヨシノはなんとも風情があります。柳と桜のコントラストも見逃せません。
桓武天皇により禁苑として造営され、かつては、平安京の南東すぐに位置し、 南北4町東西2町の規模を有する苑池だったという神泉苑。歴代天皇が宴遊し、弘法大師空海や静御前、小野小町による雨乞いの祈祷や舞が行われたと伝わります。この庭苑の桜も見ごたえがあります。
少し西になりますが、天神川三条下る辺りから五条に至るまでの間の桜並木もきれいです。樹々の間を抜ける遊歩道も整備されています。
さて、まだまだ紹介していきたいと思います。また次回!
神泉苑(外部リンク)京都市中京区門前町166 075-821-1466