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【悩み解決のために自分にする質問3選】どんな状況でも、ステキな私でいられるように…

はるママ読書家

こんにちは、はるママです。あなたは心にモヤモヤを感じたとき、どんな方法で解消しますか?

私は最近、「最高の結果を引き出す質問力」という本を読んで、その中から悩みを解決するヒントを見つけました。

すぐに実践してみた3つの質問をご紹介しますので、壁にぶつかったときや、上手くいかなくなったとき、望みが叶わないと感じたときなどに、参考にしてもらえたら嬉しいです。

1.その壁は、どうして見えているの?

自分が乗り越えられない壁を乗り越えるための質問がこちら。

「その壁はどうして見えているのだろうか?」です。

あなたが「目の前に壁がある」と感じたときには、実はすでに、その壁を乗り越える作業が始まっています。壁が見えているということは、その向こうの世界や、こちら側の自分自身壁の正体もある程度、認識しているはずですから。

幼稚園児が「サッカー選手になりたい」と言ったとき、壁はまだ見えていないでしょう。しかし高校サッカーに進んでみると、憧れが現実味を帯び、それと同時に壁の存在に気がつきます。課題が明確になってきたということは、事態が進んでいるのです。

動かないように見える壁でも、悩んだり、学んだりすることで、壁は姿を変えます。

「最高の結果を引き出す質問力」の著者で、脳科学者の茂木健一郎さんは「自分自身が揺れ動いて、違う自分になることが、壁越えの術を身に着けるコツです」と綴っています。

2.どのあたりから上手くいかなくなった?

原因を究明するときの質問がこちら。

「どのあたりから上手くいかなくなったか?」です。

時間をかけたプロジェクトや、期待のかかったイベントが失敗してしまったとき、いわゆる反省会が開かれるでしょう。上手くいかなかった原因を究明することは大切ですが、こういう場では、責任追及になりがち

「誰のせいでこんなことになったのか?」という質問はふさわしくないでしょう。誰が悪いと決めても、問題は解決しません。失敗は誰にでもあります。

うまくいかないときは、なんとなく途中で「これでいいのかな?」という違和感があるもの。そのときに軌道修正せず、見過ごしてしまったことに原因が存在する可能性が大きいので、この点を改善することが大切です。

3.自分に今できることは何?

自分の望みがかなわないときの質問がこちら。

「自分に今できることはなにか?」です。

大事な予定があるのに、天候不順で飛行機が飛ばなかったり、予期せぬ事故で電車が止まっていたり…。こんな事態になると、係の人や駅員さんに文句を言いたくなってしまうこともありますよね。

だけど、よくよく考えたら、電車が止まったのは駅員さんのせいではありません。苦情対応に追われる駅員さんは、肝心なことに手が回らなくなるかもしれませんし、「どうしてくれるんだ!」などの感情をぶつけても、お互いイヤな気持ちになるだけでしょう。

「どうしても目的を達成する手段がないならば、完全に方向転換して、自分が気持ちよくなれることを考えるほうが大事なのです。」と茂木さんは綴っています。

どうしようもない状況で「自分も他人も心地よくいられるように、私にできることは何か?」と問いかけられる人ってステキですよね。そういう自分でありたいです。

【参考文献】
「最高の結果を引き出す質問力 その問い方が、脳を変える!」
茂木健一郎・著  河出書房新社

この本に出会えたこと、感謝しています。
脳を変える質問に興味を持った方は、ぜひ読んでみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます

悩み解決のために自分にする3つの質問が、どんなときもステキなあなたでいられることに、少しでも役立ったのなら幸いです。

読書家

8歳娘と6歳息子の子育ての傍ら、趣味で年間100冊以上の本を読んでいます。今まで、読書によって救われたことが何度もありました。小さな気づきが、人生を大きく変えることってありますよね。私の「読書からの学び」を綴った記事が、あなたのお役に立つのなら、幸いです。この出会いに感謝しています。

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