【クラウン女子、爆誕】#12 旧車トヨタ クラウン (5代目) 初の愛車 一目惚れから衝動買い
カクカクしたボディに一目惚れ 気が付いたらサイン
漆黒のトヨタ クラウン(5代目、1978年式)に乗って現れたのは26歳女性、やまださん。
ご自身より20歳ほども年上のこのクルマ、なんと21歳の時に購入した初の愛車だと言います。
もともと車に興味があったわけではないものの、カクカクした形のクルマを探していたら保存していたのが全てクラウンだったそう。
まさに一目惚れという表現がぴったりです。
旧車のクラウンに詳しいお店を長野で見つけ、ちょっと見に行くだけのつもりが気がついたらサインしていたとのこと。
父は2CV乗り 高級感ある内装がお気に入り
お父様は昔からシトロエン2CVに乗っているという大の旧車好きで、このクラウンの購入においても心強い味方となってくれたといいます。
とはいえ周りの友人などには大変驚かれ、「よく買ったね」などとコメントされたそう。
このクルマの一番のお気に入りポイントは、真横から見た時の角張った「THEクルマ」とも言うべき3ボックス型のシルエットです。
またウッドが多用されたインパネ周りの高級感、それにスイッチの触感などもお気に入り。
不満点を強いてあげるとすれば、ドリンクホルダーがないことだとか。
フタの閉められない飲み物は飲み切るまでクルマを出せません。
しっとりとした乗り味 2CVの方がお好み!?
運転を交代させていただくと、外観の印象とはうって変わって静かで古さを感じない乗り味でした。
速く走るのではなく、ゆったりとドライブして味わい深さを感じられるクルマです。
初めて愛車の後席に乗ったという彼女は、その乗り心地の良さにご満悦のご様子。
とはいえ驚くことに、ご実家のシトロエン2CVの方が乗り心地が良いと語ります。
しっとりした乗り心地のクラウンに対し、2CVはトランポリンのようなふわふわ感がお気に入りなのだとか。
元々突発的に遠出するのが好きで、学生時代から夜行バスや18きっぷでふらっと一人旅に出ていたというやまださん。
無計画さゆえバスを逃して帰れなくなった経験もお持ちとのことですが、その行動力ゆえにこんな旧車も手に入れられたのでしょう。