維持費が安い車ランキング!ガソリン代の高騰に負けない低コスト車を厳選
ガソリン代の高騰が止まりません。
政府は、ガソリン補助金の支給を延長して消費者の負担を抑えようとしています。しかし、レギュラーガソリンはリッター180円を超える状況が続いています。
車の維持費では、ガソリン代のほかにもさまざまな項目のコストが発生します。家計への打撃を抑えつつ快適なカーライフを楽しむためには、維持費が安い車を保有することが効果的です。
こちらの記事では、自動車整備士の私が、維持費が安い車を厳選して紹介していきます。
維持費が安い車ランキングを紹介
維持費が安い車に乗れば、税金やガソリン代などの維持費を抑えることができます。快適なカーライフを実現するためにも、車の性能だけでなく維持費にも着目してみてください。
以下で、自動車整備士の私が厳選した、維持費が安い車をランキングで紹介します。
1位:TOYOTA ヤリス
TOYOTAのヤリスは、従来型と比べて50kg軽量化しており、さらに1Lエンジンを搭載しているSUVのコンパクトカーです。世界トップレベルの低燃費を実現しており、維持費を抑えられるSUVを探している方にとって、ヤリスは魅力的な車です。
1Lエンジンであれば自動車税を抑えることができるため、購入費用と維持費をトータルで見るとハイブリッド車よりも安くなります。
ヤリスは優れた燃費性能を誇っていますが、爽快な走りも実現しています。休日などに快適なドライブを楽しみたい場合は、ヤリスの保有を検討すると良いでしょう。
2位:TOYOTA アクア
TOYOTAのアクアは、1.5Lハイブリットシステムと1.5Lダイナミックフォースエンジンを搭載しており、低燃費と力強い走りを実現しています。
エントリーグレードのBでリッター35.8キロ、量販グレードでもリッター33.6キロと非常に低燃費な車です。
また、アクアの自動車重量税は「1.0トン超〜1.5トン以下」の区分となるため、年間12,300円です。税金とガソリン代を抑えられるコンパクトカーとして、人気が高まっています。
3位:HONDA フィット
HONDAのフィットは、HTLCモードや市街地モードでリッター30.2キロの低燃費を実現しているコンパクトカーです。
ガソリンモデルは、重量が1トンを超えて排気量がハイブリッドと同じです。結果的に、税金などの維持費を抑えることができるでしょう。
2モーターハイブリッドシステムの「e:HEV(イー エイチ イー ブイ)」を搭載し、走行シーンに合わせて3つのモードで快適に走行できる点もフィットの魅力です。「EVモード」「ハイブリッドモード」「エンジンモード」を使いこなすことで、快適かつ高効率な走りを実現しています。
4位:NISSAN ノート
NISSANのノートは、2022年の電動車販売台数No,1に輝いた実績があります。シンプルなグレード構成で、燃費はWLTCモードでリッター28.4キロです。
「第2世代e-POWER」を搭載しており、低燃費だけでなく力強くなめらかな走りも実現しています。シートの座り心地や乗り心地、使い心地など運転に関する機能も高く評価されています。
「360セーフティアシスト」や運転操作を高度にサポートする「プロパイロット」も搭載されており、安全性の高さもノートの魅力です。
5位:DAIHATSU ロッキー/TOYOTA ライズ
DAIHATSUのロッキーとTOYOTAのライズは、ともにWLTCでリッター28.0キロという低燃費を実現しています。
SUVで豊富な積載能力も持っており、さまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。
優れた安全性能があるため、低燃費でありながらも安全運転をサポートしてくれます。
6位:SUZUKI アルト
SUZUKIのアルトは、ガソリン・ハイブリッド軽自動車クラスでNo,1の低燃費を誇っています。燃費性能に優れたエンジンとマイルドハイブリッドを搭載し、WLTCモードでリッター27.7キロという低燃費を実現している点が魅力です。
無駄な燃料消費を抑える機能である「エネチャージ」も、維持費を抑えるために大切な役割を果たしています。デュアルカメラブレーキサポートや6エアバッグを標準装備しているため、安全面に関しても申し分ありません。
軽自動車なので各種税金も安く、維持費を抑えたいと考えている軽自動車ユーザーにピッタリです。
7位:SUZUKI アルトラパン
SUZUKIのアルトラパンは、WLTCモードでリッター26.2キロという低燃費を実現しています。2代目のアルトよりも重量が120kg減少している影響もあり、燃費性能が向上しました。
おしゃれなインテリアや、角の取れた丸みのある四角いボディが特徴で、女性から高い人気がある点もアルトラパンの特徴です。
また、アルトラパンには「アイドリングストップシステム」や「エネチャージ」など、環境に配慮しつつもエンジンへの負担を軽減する機能が搭載されています。「スズキセーフティサポート」をはじめとした、安全性能が整備されている点も魅力です。
まとめ
車種や車の性能によって、維持費は異なります。
車の維持費を把握するには、税金や燃費性能などさまざまな項目を検討する必要があります。
こちらの記事で紹介した車は、いずれも低燃費で運転性能も申し分ありません。
「車は欲しいけど、最近ガソリン代が高くて悩み中…」という方は、維持費が安い車の購入を検討してみてください。