【横浜市】「ぶんたい」新しい姿で開館 メインアリーナや体育室備える/横浜BUNTAI
「横浜文化体育館」、略して「文体(ぶんたい)」。4月1日に「横浜BUNTAI」として新装オープンした。昭和37(1962)年にできた旧建物は老朽化のため、2020年9月に閉館、解体されていた。
関内駅から徒歩6分、伊勢佐木長者町駅から徒歩4分。緩やかに曲線を描いた外観が目印だ。
階段を上がったところにメインエントランスがある。
約5000人収容のアリーナは、音楽コンサート、プロスポーツ、国際的・全国的イベントなどが開催できる施設だ。4月6日と7日にはこけら落としとして、横浜出身アーティスト「ゆず」による公演が行われる。
スポーツ開催時には、アリーナではバレーボール2面、バスケットボール2面、卓球20面、バドミントン14面などが取れる。このほか「体育室」もあり、こちらも球技などに使われる。国際大会・全国大会などが優先予約対象となるほか、一般予約も可能。予約は、横浜BUNTAIのホームページにある問い合わせ先に、空き状況を確認して行う。
横浜文化体育館の時代から、「ぶんたい」の愛称で親しまれた。新しい建物には、これまでの歴史を伝えるデザインが取り入れられている。メインエントランスに向かう階段には、年代とともに「ぶんたい」での出来事が刻まれている。
「横濱文化体育館 HISTORY ROAD」の名前で、写真が展示されたコーナーも。
隣接のホテル「ホテルコメント横浜関内」も、4月1日にオープンした。
ホテルのレストラン&カフェは、横浜BUNTAIメインエントランスの向かいにある。6:30~22:00(ラストオーダー21:00)営業の「ent eat(エントイート)」。サラダバーなどの朝食ビュッフェをはじめ、時間帯ごとにランチメニュー・アフタヌーンティー・ディナーメニューを提供。宿泊者以外も利用できる。
横浜BUNTAIや「ホテルコメント横浜関内」から通りに出ると、関内駅方向の道路の奥には横浜スタジアムが見える。
横浜BUNTAIの斜向かいには、2020年7月にリニューアルした「横浜武道館」も。新しい施設の活用が楽しみだ。
<施設情報>
横浜BUNTAI
住所:横浜市中区不老町2-7-1
アクセス:関内駅から徒歩6分、伊勢佐木長者町駅から徒歩4分
横浜BUNTAI ホームページ