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【宮城県 東松島市】魅惑のしゅわ〜り生地が美味しい東松島発の「台湾かすてら」

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

2020年頃から徐々に様々なメディアに取り上げられるようになった「台湾カステラ」。
昔ながらの日本で販売されているカステラとは食感も味も異なり、台湾カステラの特徴は、とにかく「ふんわり」とした柔らかさと、「しゅわ〜」と溶けるような口どけ。
所謂、シフォンケーキと非常に似ている食感。
じゃあ、シフォンケーキでしょう?と、思うけれど実は、製造工程に違いがありシフォンケーキは型に流し入れて、オーブンで「焼く」。しかし、台湾カステラは、型に流し入れてお湯(水)と共に「蒸し焼き」にするという違いがある。
この台湾カステラだが、台湾発ではない'東松島発の台湾かすてら'があるのだ。

▲ 東松島市のマスコットキャラクター「イートくん」も一緒にステッカーになっている。お土産にもいいね!
▲ 東松島市のマスコットキャラクター「イートくん」も一緒にステッカーになっている。お土産にもいいね!

宮城県東松島市赤井にある「お菓子の国パンジー」で東松島発の台湾かすてらを販売中(※2023年2月時点)。単純に透明なフィルムでくるりと包む仕様ではなく、パチンと蓋の閉まる小さなパッケージで販売られている姿は、かすてら1個という分量だけどボリュームが感じられて嬉しい!そして、きっと柔らかいから容器に閉じ込めているのだろうという、期待も膨らむ。

▲ 綺麗な断面がお見事。表面の煉瓦色に焼き上がった部分も魅力的
▲ 綺麗な断面がお見事。表面の煉瓦色に焼き上がった部分も魅力的

パッケージを開けて、ヨイショと「かすてら」を皿に持っていくと、たっぷりとした重みを感じて驚いた。サイズは約10センチ幅で厚みは約2センチ。断面を見ると繊細で美しい気泡が全体に広がっていて、フォークをケーキに入れる前から「シュワシュワ」というスフレのようなイメージが頭の中で一人歩き。これは、早く食べよう!

▲ あっという間に食べてしまわずに、少しずつ食べ進めたい極上の柔らかさ
▲ あっという間に食べてしまわずに、少しずつ食べ進めたい極上の柔らかさ

フォークを入れると、ぐぐぐっと底まで簡単に突き進む。柔らかいんだこれが。
表面はしっとりとした質感だけれど、中の生地はふわふわとしつつも、スフレのようなシュワっとした感覚が伝わってくる。しゅわ〜り、という感じだろうか。

▲ 皆さんはプレーンとコーヒーのどちらがお好きだろうか?
▲ 皆さんはプレーンとコーヒーのどちらがお好きだろうか?

この台湾かすてらは、「プレーン」と「コーヒー」の2種類の味がある。筆者は珈琲好きという理由で、コーヒーをおすすめしているがいずれも美味しいので、2種類を食べ比べしてみるのもおすすめ。コーヒー味は、甘さ控えめで僅かなほろ苦さが珈琲好きには嬉しい(お子様も気にならない程度のほろ苦さ)。

▲ お菓子の国パンジーの「東松島発 台湾かすてら」
▲ お菓子の国パンジーの「東松島発 台湾かすてら」

「東松島発 台湾かすてら」かなり柔らかいので、購入後は自宅までの道中でかすてらを潰さないように、そっとそっと大事に持ち帰ろう。温かい飲み物と、大切に持ち帰った台湾かすてらは、とびきり美味しいぞ。

商品名:台湾かすてら(コーヒー、プレーン)
販売店舗:お菓子の国パンジー
住所:宮城県東松島市川前一 3-3
営業時間:9:00 - 18:30
定休日:第2、第4水曜日

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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