Yahoo!ニュース

第3弾!新作「最高に面倒で最高にうまいラーメン京都 極濁 鶏白湯」はそこまで面倒ではない件

相場一花グルメライター

日清が販売している「最高に面倒で最高にうまいラーメン」シリーズといえば面倒だけど、カップラーメンとは思えない美味しさを追求したシリーズだと言われています。

その「最高に面倒で最高にうまいラーメン」シリーズの第3弾である「京都 極濁 鶏白湯」が2023年7月25日にセブンイレブン限定で新発売されました。

鶏ガラ・鶏肉の凝縮された旨みのポタージュのように絡みつく、ドロドロ白湯スープが売りになっている同商品。麺は熱湯を2度かけすることによって、美味しさがアップするとの事です。

こちらの最高に面倒というキャッチフレーズはお湯を2度がけするところが面倒に由来しています。昔のラ王も2度がけだったので、さほど面倒には感じませんけどね。

作り方を確認してみても、1度湯切り→熱湯を再度注入→3種類の小袋を入れて混ぜたら完成です。そこまで、面倒とは思えないのは筆者の感覚がマヒしているからかもしれません。

スープにはチキンペースト・チキンエキス・チキン調味料・ポークエキス・ショートニング・醤油などが使われています。

栄養成分は1食(152g)あたり534kcal。炭水化物は79.1gで食塩相当量は8.6g(めん4.1g、スープ4.5g)。麺の塩分相当量がかなり高いですが、一度湯切りをするので湯切り後の塩分は7.5g(めん3.0g、スープ4.5g)と多少下がります。麺の量は90gと少し多め。

鶏の極濁旨みだし・香味オイル・鶏だしスープの3種類のスープと七味が入っています。

ノンフライ麺の湯戻し時間は5分。

一度湯切りをして再度熱湯を注ぎ、スープをいれたら完成です。何度も冷水を入れて、水を切らなければならない冷やし系カップ麺の方がよほど面倒です。

完成品はこちら。具材は七味以外一切ありません。麺とスープだけで勝負するというところは、ある意味潔いです。

ドロドロの濃厚白湯スープは、鶏出汁を存分に感じられ美味しいです。ドロドロですが天下一品のカップ麺のような粉っぽさはあまり感じられず、骨髄のような味を再現していて、本当に動物系の出汁でドロドロになったような錯覚をしました。本当にクオリティが高く、スープにおいてはお店と遜色がないほどです。

麺は丸刃で濃厚スープとよく絡むようにできています。ただ、スープのインパクトと比較すると喉ごし&コシはイマイチであまり特徴のない麺に思えました。かといってお店で食べる麺のような旨みもなく、カップ麺の割にはましという内容です。

今回のカップ麺で一番の問題は、398円(税別)と非常に高額なところです。たしかにスープはカップ麺とは思えない出来栄えですが、麺においては並み程度で具材すら入っていないことを考慮するとかなり高いと思います。

スープは素晴らしいものの、麺はイマイチ。具材がない割には高くて、さほど面倒ではないという感想でした。

ごちそうさまでした。

グルメライター

グルメライター。飲食チェーン店お持ち帰りメニュー年間100食以上食べ比べしている。話題のグルメからマニアックなグルメまで幅広く発信。地域スーパーやコンビニ、話題のショップなど雑多。複数メディアでグルメレポ発信中。

相場一花の最近の記事