今回紹介するカフェは碧南市道場山西公園の前、海も川もすぐそばにある最高のロケーション。何よりも裏通り（幹線道路沿いではない）にあって、静かに時間が流れる素敵なお店です。

酵素玄米は食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富。cafekiyoさんではさらに、小豆や黒豆も一緒に炊きこんでいて、嚙み応え・食感がとてもいいです。

この日の副菜は切り干し大根煮と薄切り大根の炒め煮。

大根の甘味が生きていておいしいです。

そして、塩分低めの梅干しと手作りコチュジャン（購入可）

大き目のカップに入ったお味噌汁は麴がしっかり感じられる信州みそ。

きのこの旨味が感じられます。オーナーさんにこのカフェのコンセプトを尋ねると「身体にいいものを美味しく」と、ニコッとされました。

健康志向の世の中ですが「美味しい」は大切！

食べることが大好きな私は本当に共感しました。

緑があって、潮の香りも感じられるこの場所を見つけた時

「そうだ、ここでcafeやろう」と決めたそうです。

「本当は60歳位に・・」と考えていたそうなんです。オーナーさんは現在もWワーク中なんだとか。木曜～週末までの営業なのも納得です。

「大好きな仕事でも、さすがにフルでWワークはきつい」とのこと。わかります！

少し狭く段差もあるので”小さなお子様は抱っこで”

大型ベビーカーに対応していないので、ごめんなさいとのことです。

店内の家具やカーテンもナチュラルでいい雰囲気。ゆっくりくつろげます。

本を読んだり、考え事したり・・みなさん思い思いに過ごします。

私もこの席が「お気に入り」で申し訳ないと思いながらも長居してしまいます。

店内でも使われている作品は購入可能。素敵なものばかりで、ついつい手に取って見てしまいます。雑貨好きは心奪われることでしょう。

さて、今日は食べてみたかった「酵素玄米お結びランチ」の他にお勧めのドリンクとデザートをいただきました。

羅漢果ティーとプリンです。

コーヒーのように見えますが、とてもさわやかな甘さのお茶です。

羅漢果というものを今回初めて知りました。天然の甘みに驚きました。

お疲れの方におすすめです。

10代の頃から「身体に良い食べ物」に興味があったというオーナーさんは薬膳の講習会に参加したり、今も勉強し続けているそうです。

10代の頃から健康志向ってすごい！きっかけを伺うと「特に健康オタクというわけでもないんですよ。強いて言えば中学生の時、祖父が胃がんになり食が細くなっていくのを見ていて、目の前の人を食で喜ばせたい。豊かな気持ちになってもらいたいとは思いました」「それに好きな言葉は医食同源です。中学生から　笑」と話してくださいました。

一番下はスポンジになっていて、ほろ苦さのあるカラメルを吸い込んでいます。

パリパリナッツとクリームが相性抜群。おなか一杯でもスプーンが止まりません。

同行者が注文した「ホタテグラタンとパン～サラダ付き」1700円

少し味見させてもらいました。

ホタテの旨味がしっかりしていて、最高においしいです。

ホワイトソースの中に隠れているサツマイモの甘みが海の風味を際立てています。

サラダの野菜は地元野菜中心で、できるだけ無農薬のものをとのこと。

そして、何より自分自身が美味しいと感じるものを選んでいるそうです。

特筆すべきはドレッシング。フルーツの酸味を生かした”酸っぱくない”ドレッシングで、野菜がモリモリ食べられます。

魅力的なケーキやデザートが並んでいます。

「今度は何にしようかな～」と思いを巡らせてしまいます。

お客様の層には偏りがなく、散歩帰りのおじい様から女子会グループまで、どなたもゆっくり過ごしているそうです。

予約可能時間がopenから１時間以内スタートの一組目だけにしているのは、

「お客様にゆっくりしてもらいたくて次の予約客を入れたくない」からとの優しい心遣いからでした。

確かに「次の方がいらっしゃるので、そろそろ・・」ってよくありますよね？

オーナーさんのやさしさに甘えてついつい長居してしまうこと間違いなし。

時間さえもゆっくり流れているような気持ちになる、

「知られたくない、でも教えたい」そんなお店です。