【京都市中京区】古書ファン必見の即売会 プレミア古書や昔のポスター、大正時代の紙物宣伝物まで一堂に!
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iwatagenni/article/00142653/top_1633687082340.jpeg?exp=10800)
ゴジラ、風と共に去りぬ、勝手にしやがれ、懐かしい映画ポスターや昔の雑誌にワクワクします。古いマンガ本や、筆者も欲しかった、今では廃刊となった歴史研究の本などもあって、手に取って見ているだけでも時間を忘れるようでした。街中でも古書市をと始まり、2021年で5回目となる「京都まちなか古本市」が、10月8日(金)から10日(日)まで、高倉通夷川上ルにある京都古書会館で開催されています。
![紙物宣伝物も](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iwatagenni/article/00142653/internal_1633720722621.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
京都には、百数十件の古本屋さんがあります。古書市なども盛んで、京都三大古書市と言われる、春のみやこメッセ(左京区)、夏の下賀茂神社(左京区)、秋の知恩寺(左京区)などが知られます。全国から古書ファンや観光客が訪れる人気イベントですが、いずれも京都市内中心街からは離れているのも事実。昨今では、このまちなか古本市も来場者が1000人を超えるようになってきました。
![「京都まちなか古本市」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iwatagenni/article/00142653/internal_1633720790145.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今年は「地域に根差した書籍を」とのコンセプトの下に13店舗が出店、大正時代の西六條のお店の千代紙で作られた紙物宣伝物や昔の選挙ポスター、昭和初期の婦人雑誌や、現代アートの写真集など、貴重な資料や新品では手の出しにくい高価な商品まで、各書店の得意分野の古書が即売されています。
![紙物宣伝物や昔の選挙ポスター](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iwatagenni/article/00142653/internal_1633720853338.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
2021年の幹事店となる福田屋書店(百万遍)店主の小林弘幸さんによると、「熱心な古書ファンは、欲しい本をもとめて全国の古本市をめぐる方や、市そのものを楽しみにして毎年かかさず来られる方もいはります。今年は地元の方々にも楽しんでもらいたい」とのことでした。
![古地図なども](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/iwatagenni/article/00142653/internal_1633720966524.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
入場時の検温や本の消毒、一度の入場規制など、新型コロナウイルス感染症対策も徹底して開催されていますが、お出かけの際はマスク着用でお願いしますね。
京都古書会館(外部リンク) 京都市中京区福屋町723