【岡山市中区】ぬくもりのある大人な空間でいただく四季折々のお菓子【廣榮堂茶房ひねもす】
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岡山の名産といえば、きびだんご。そのきびだんごで有名なお店『廣榮堂』が2019年12月に岡山市中区中納言町の店舗をカフェも楽しめるお店にリニューアルしました。廣榮堂はこの地からはじまって創業160年を超えるそうです。正面に掲げた屋号の看板が歴史を感じますよね。どんな素敵なお店に変貌したのかをご紹介していきます。
「廣榮堂茶房 ひねもす」
入り口には立派なのれんがかかっていて、くぐるのに思わず背筋を正してしまいました。中に入ると和菓子を販売している空間がありカフェを利用の場合は奥に通してもらいます。
カフェには「廣榮堂茶房 ひねもす」という素敵な名前がつけられています。
ゆったりとくつろげる「光の空間」
木の温もりを感じられる建物は、釘を使わない木組みの伝統的な日本建築だそうです。そして建築のコンセプトは「光の空間」。高い天井や窓などからキラキラと光が入ってきて、時間の経過と共に光の移ろいを感じられる上質な空間になっています。この日もゆったりと読書をしているシニア層のお客様が別々に何名もいらして、素敵な時間を過ごされていました。
きびだんごのサービス
席に着くと、あたたかいほうじ茶ときびだんごをサービスしてくれます。この日のきびだんごは白桃のきびだんごでした。(フルーティーでとてもおいしかったので帰りに買って帰りました)このサービスはうれしいですよね。
カフェメニューは?
飲み物はこだわりの豆を焙煎した「ひねもすコーヒー(税込700円)」や「抹茶(税込550円)」などがあり、どれも和菓子に合いそうなものばかり。甘味メニューは「季節の生菓子 (ドリンク付き税込800円)」や「焼きたて調布セット(ドリンク付き税込750円)」などがあります。
気になる限定メニュー
どれにしようか迷っていると、お店の方に1日8食限定の「ホットケーキ風どら焼き(税込900円)」をおすすめしてもらいました。店内で焼かれるふっくらとしたどら焼きの皮をパンケーキのようにしていただくという、おもしろいメニューです。まわりに散りばめられているのは岩塩で、どら焼きと蜂蜜の甘味のいいアクセントになっています。
蒜山ジャージー牛のバターと蜂蜜は岡山のパクチー畑で採取した希少な蜂蜜だそうです。地産地消…SDGsですよね。
ホットケーキより若干しっかりとした食感で甘さもちょうどよかったです。そしてバターがいい感じに溶けて最高でした。
平日にはランチも
平日にはランチもされていてメニューは月替わりになっています。食後には上生菓子と少しのお抹茶付き。ゆり根おこわや、蕪のポタージュスープなど季節の味覚をやさしい味付けでいただくことができますよ。次回はランチを目当てに行こうと思います。
さいごに
慌ただしく過ぎてゆく日常でも、時間を忘れて「光の空間」で静かにゆったり過ごすのもいいなと思いました。大人が集えるカフェを久々に発見した気がします。気になった方はぜひ足を運んでみてください。
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【店舗情報】
廣榮堂茶房ひねもす(インスタグラム / 公式ホームページ)
住所: 岡山市中区中納言町7-32( MAP )
営業時間:月〜土 9:00〜18:00/日・祝 9:00〜17:00
※喫茶ラストオーダー 16:00
電話番号: 086-272-2268
駐車場:あり
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