ブロッコリーは「水で洗わないで下さい!!」料理人が必死の呼びかけ【たった1つの理由とは?】
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
皆さんは「ブロッコリー」食べますか?
今では、便利な「冷凍ブロッコリー」なんかも、安価で販売されており、食べる人も増えたかと思います。
そんな冷凍ブロッコリーを食べていると…『ブロッコリーの旬っていつだっけ?』と忘れた方も多いのでは無いでしょうか?
実はブロッコリーのおいしい旬の時期は、11月〜3月にかけての寒い時期なのです。
しかし、ブロッコリーは海外からの輸入品も多くあり、1年中購入する事ができます。
そんな、ブロッコリーですが「ちゃんと洗えてますか?」まさか、水を上からかけ流しているだけじゃないですよね?コレだと意味がありません!
今回はブロッコリー好きの方にとっては目から鱗の情報となっているので、必ず最後まで読んでくださいね!
その「洗い方」意味ないかも?
ブロッコリーは他の野菜に比べて「形」がとても複雑です。
上から水をかけ流しているだけでは、ほとんど意味ありません!実は、ブロッコリーの表面は「油脂状」の成分が含まれており、水を上から当てただけでは、水を弾いてしまいます。洗えてるようで実は洗えてないのです!
また、水を弾くからといって、蕾を細かく切り落としてから洗うと…「ビタミンC」や「ミネラル」が最大4割も流出してしまいます。
これを防ぐには「酢水洗い」をぜひ活用すべきです!
酢水洗いとは…
ビタミンやミネラルの流出を防ぎつつ、ブロッコリーを洗うには「酢水」を使いましょう!
方法は簡単で…
①ボウルに房の部分が浸るくらいの水を入れます
②水1L に対し、酢大さじ1を加えます
③ブロッコリーを逆さまにいれ、軽く振り洗う
コレだけで汚れや虫が取れます。さらに、目に見えない細菌まで除去する事ができ、その確率はなんと98%!これは「野菜用洗剤」を使った場合よりも殺菌効果が高いです。
そして、「振り洗い」する事で表面の油膜に弾かれる事なく中まで綺麗に洗う事ができます。
茎は絶対に捨てないで!
皆さん「茎」捨てていませんか?
実は、茎には蕾と同様に「ビタミンC」や「βカロテン」などが豊富に含まれています。
その中でも特に「カリウム」や「糖分」は蕾部分よりも茎の部分の方が豊富に含まれています。
茎の糖分は蕾の約2倍も含まれていると言われています。
また、茎に含まれているビタミンCは加熱にも強いので炒めたり、茹でたりして食べるのがオススメです!
【料理上級者用・記事】
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