春キャベツは「サラダがベストです!!」料理人の発信【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「春キャベツ」は好きですか?
スーパーで年中見かけるキャベツですが、実は旬が複数あるのを知っていますか?
・3~5月頃が旬の「春キャベツ」
・7~8月頃が旬の「夏キャベツ」
・1~3月頃が旬の「冬キャベツ」
このように、キャベツは年に3回の旬を迎えます!
そして、この中でも特に「春キャベツ」と「冬キャベツ」は味・見た目・適した料理が大きく異なります。
今回は両者の違いを徹底解説したいと思いますので、春キャベツが好きな方やこれから食べる予定のある方はぜひ、最後までお付き合いください!
今回の目次
- 見た目
- 食感
- オススメの調理法
- まとめ
見た目
まずは、「見た目」から見ていきましょう。
1玉の状態で見ると、あまり違いが分からないかもしれませんが、両者の違いが一目瞭然になるのは半分に切ったときです!春キャベツと冬キャベツは断面が大きく違います。
【春キャベツ】
→葉が薄くて巻きがゆるく、ふんわりしています
【冬キャベツ】
→葉が硬く、ぎっしり詰まっている
そして、色合いも若干違います。春キャベツは中身が黄緑色に対して、冬キャベツは白っぽい色をしています。
余談ですが、春キャベツをスライサーで千切りにするのは、本当に大変!葉の巻きがゆるいから、すぐにバラバラになる(泣)
食感
続いて、「食感(生)」の違いについて見ていきましょう!
【春キャベツ】
→薄くて水分を多く含んだ葉が特徴的で、そのため生で食べやすいです。
【冬キャベツ】
→葉に少し厚みがあり、生で食べるとパリっとした食感です。
よく、『冬キャベツよりも、春キャベツの方が甘い!』と言われることがありますが、実際には春キャベツは冬キャベツと比べて糖度が高いわけではありません!
キャベツの甘みが増すのは「加熱」をしたときです。
オススメの調理法
最後にそれぞれに適した「オススメ調理法」を見ていきましょう!
【春キャベツ】
→水分が多いので「サラダ」がおすすめです。逆に加熱調理はオススメしません!水分が多いため、加熱するとすぐにベチャッとした食感になってしまいます。
【冬キャベツ】
→ひとことで言うのなら、春キャベツの真逆です。冬キャベツは加熱をしても形が崩れにくいので、「ロールキャベツ」や「ポトフ」などの煮込み料理に適しています。
まとめ
- 春キャベツは葉が薄くて巻きがゆるく、ふんわりしています
- 冬キャベツは葉が硬く、ぎっしり詰まっている
- 春キャベツは生食がオススメ
- 冬キャベツは加熱調理がオススメ
【もっと学びたい人】
「にんじん上部・下部の使い分け」を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!