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Apple、iPhone 7が「エリア内でも圏外になる」問題の修理プログラム発表。日本は全機種が対象

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
Felica搭載の全iPhone 7が修理プログラムの対象(写真:ロイター/アフロ)

 2月3日(土)、Appleは『iPhone 7』に「サービスエリア内でも圏外と表示される」問題があるとして、iPhone 7の修理プログラムを発表しました。

 対象となるiPhone 7は2016年9月から2018年2月までのあいだに製造され、中国、香港、日本、マカオ、そしてアメリカで販売された特定のiPhone 7です。日本では背面に「A1779」のモデル番号を持つiPhone 7が対象となります。

背面に「A1779」の記載があるモデルが修理対象。筆者撮影
背面に「A1779」の記載があるモデルが修理対象。筆者撮影

 モデル「A1779」はソニーが開発した非接触型ICカード技術方式『Felica』を搭載するiPhone 7であり、基本的に日本で販売されたiPhone 7は「A1779」となります。つまりiPhone 7ユーザーは全員対象です。

 問題の症状が確認されたiPhone 7は無償で修理が行われるため、「iPhone 7に乗り換えてからよく圏外になる」とお困りの方はApple正規サービスプロバイダ、Apple Store直営店、またはAppleテクニカルサポートに相談されてみてください。

 「圏外」の問題に対する iPhone 7 修理プログラム - Apple サポート

2月3日15時24分追記

 記事公開当初「修理プログラム」ではなく「交換プログラム」と誤って表記しておりました。事実と異なっており、申し訳ありません。お詫びして訂正します。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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