「現金だけ」がヤバい理由4つ
こんにちは!家計管理と投資で最強ママになりたい、りりなです♪
先日とあるファンナンシャルプランナーさんとお話ししていた時に言われた衝撃の一言。
「現金しか持っていないのは、負け確定ですからね〜」
…かなりのパワーワードで、衝撃を受けました。
でも実際、
- 最近「円安」「円安」って騒がれてて不安
- 投資は怖いので、日本円の貯金しか持ってない。けど…これでいいのか不安
という相談のDMが増えているのを肌で感じていますし、何より私自身も「日本円だけ持っているのは危険」と感じており、資産を分散させた運用を心がけています。
そこで今回は、なぜ現金(日本円)だけを持っているのが危険なのか?という点にフォーカスしてお話ししていこうと思います。
①物の値段が上がっている
皆さんご存知の通り、物の値段が軒並み上がっています。とくに2020年以降の数年は、値上げ幅が急すぎてかなり辛い思いをしている方も多いはず…。
ディズニーのチケットが2倍の値段になったのは有名ですが、娯楽だけでなく日用品・食料品など生活に直結するモノ・コトが容赦無く値上げされていきます。
今まで5,000円〜6,000円もあればスーパーでかごいっぱいの食品を買えていたように感じましたが、気づけば1回のお会計が1万円越えなんてことも。
以前と同じモノを買おうとすると、必然的に出費が増えます。手元からどんどんお金がなくなっていってしまう大きな原因の一つと言えそうですね。
②税金が高くなっている
高くなっているのは、モノの値段だけではありません。税金もじわじわと増加傾向にあります。
1番身近かつ分かりやすい例で言うと、消費税。1992年は3%だったのに対し、現在はいつの間にか10%と3倍以上の数字に…。
私が小さいころは100円ショップ=103円、学生の頃は105円だったのに…110円表示にもすっかり慣れてしまいました。
消費税が上がる!となったタイミングはネットやニュースでとにかく騒がれ、税率変更後は買い控えなども起こっていましたが…今や、みんな気にすることなく生活していますよね。この先、これ以上税率が上がっても、結局慣れてしまうのかも。
慣れって怖いですね…。
③お給料はなかなか増えない
最大の問題点は、賃金が上がらないこと。
実は①で説明した「物価の上昇」は正常なことで、歴史を振り返ってみると世界の物価はだんだんと上がる(インフレする)ようにできているんです。しかし、モノの値段と同時に賃金も上がるのが正常な状態。
日本は現在、物価が上がっているのに賃金は上がっていないという状況にいるんです。こうなってしまうと、手元にあるお金はどんどん出ていくのに入ってくるお金が少ないという悪循環に陥ってしまいますよね。
厚生労働省の調査結果を見ると、実質家計に使えるお金は上がらないどころか右肩下がりを更新し続けています。
つまり、このまま行くと支出>>手持ちの現金という毎月赤字の状態になり、理論的には現金しか持っていない人はお金が減り続ける可能性が出てくるのです。
「現金だけはヤバい」という言葉そのままの悲劇ですよね…。
④銀行の金利が低すぎる
ここまで読んで「将来が不安!」「できる限り貯金をしなきゃ!」と思ったそこのあなた。実はその考えも、かなり危険なんです。
今は超低金利の時代。ローンを安く借りられるというメリットはありますが、同時に銀行にある預貯金にはほとんど利息がつかず、お金を増やすことができません。
私たちの親世代は、貯金や定期預金さえしておけば5%、6%と利息がつく時代もありました。でも今は、その時代はすでに終わってしまっています。
時代にあった立ち回りをしなければ、物価高×お給料減のダブルパンチで手元の現金はどんどんとなくなっていくことになってしまうんです。
現金を貯める以外に「資産運用」という選択肢を!
日本が今の物価高&給料減の状態をキープし続ける限り、どんどん収入減&支出増で私たちの生活は苦しくなるはず。ましてや現金だけを持ち続けている方だと手元のお金が減り続け、老後資金が全く残らない…という可能性も出てきますよね。
つまり生きるためには、「お金を増やす」という選択肢を知っておくことが不可欠な時代になるかもしれません。
「初心者でもできる資産運用方法の選択肢を知りたい」と言う方におすすめなのが、新NISAのつみたて投資枠を使った運用。NISA口座で買った商品は、利益が出ても税金を払わなくて良いからお得なんです!(元本1,800万円まで)
分散性の高い投資信託に長くコツコツと投資をすることで、リスクを抑えた運用をすることができます。
(分散性の高い投資信託の選択肢については、こちらの記事で解説しています!
お金を現金で持っていても毎年0.002%しか増えませんが、分散・長期・積立投資をしている私は毎年5〜10%ほど資産が増え続けています。投資と出会っていなかったら、勇気を出して一歩踏み出せていなかったら、今の3,000万円越えという資産はありません。
「現金だけはヤバい」と感じて資産運用に踏み切った過去の自分がいるからこそ、過去のお金がなかった自分と大きな差をつけることができたと感じています。
資産運用別のリスク
ちなみに、投資にはたくさんの種類があるのですが、主要な投資先のリスク度合いを分かりやすくした図がこちら。
人にはそれぞれ、リスク許容度があります。貯金100万円の人と800万円の人ではどのくらいのリスクが許容できるかは違いますし、子どものいる・いないでも大きく変わってきますが、全てに共通して言えることは「まず守りの資産を固めること」。
ここでいう守りの資産とは、現金預貯金・債券・分散性の高い投資信託などですね。ここの基盤を固めないままハイリスクな投資から取りかかるのはおすすめできません。
だからこそ、将来に対して危機感を持って資産運用を始めたい…と思っている方にとっては、まず新NISAのつみたて投資枠で「投資信託のつみたて」で100円投資をするのが1番身近で手軽にできる方法だと感じています。
投資は、やれば必ず利益が出るものではありません。だからこそ始めるのも怖いし、迷いも生まれると思います。全て自己責任の世界なので、誰かに強制されて始めるものでもありません。
しかし…今の現状を冷静に考えると「日本円だけ持っているのはやばい」というのはあながち間違っていないはず。自分、家族、そして子どもの将来を守るために今自分には何ができるのか?という点を考え、自分の納得のいく方法でお金を守っていきましょう!