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ゴボウは「白くなるまで洗わないで下さい!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さん、「ゴボウ」は好きですか?

ゴボウの定番料理といえば…やはり、「きんぴらごぼう」ではないでしょうか。あのシャキシャキとした食感と、絡み合う甘辛いタレはご飯のお供にぴったりの存在です!そんな、食感がたまらないごぼうですが…皆さんはどのように洗っていますか?今回はごぼうについて、特に「ゴボウの正しい洗い方」に注目したいと思います。『洗い方なんて、大丈夫だわ!』と思っている方も、最後まで読むと新しい気づきを得られるかもしれません。ぜひ、最後までお付き合いください!

今回の目次

  1. 皆さん、洗いすぎです!
  2. ゴボウの皮に潜む「クロロゲン酸」
  3. ゴボウの正しい洗い方
  4. まとめ

皆さん、洗いすぎです

ゴボウを洗うときに、タワシなどでゴシゴシと白くなるまで洗っていませんか?もし、そのようにしている方がいたら、今日からその方法を見直しましょう!

『だって、あれは泥でしょ?』と思うかもしれませんが、確かにゴボウには泥や土などの汚れが付着しています。しかし…

白くなるまで洗ってしまうとゴボウの皮も一緒に剥がれてしまい、大切な「栄養」や「風味」を失ってしまうのです!

茶色いゴボウを真っ白にすると、やりきった感があるかもしれませんが、実は損をしているのです。

ゴボウの皮に潜む「クロロゲン酸」

ゴボウの皮には、たくさんの栄養素が含まれていますが、その中で最も注目ずべきなのは、「クロロゲン酸」です。

【クロロゲン酸とは…】
ポリフェノールの一種で、強い抗酸化力を持ち、体内の酸化を抑制したり、糖尿病や脂肪の蓄積を予防したり、さらにはガンの予防や、血糖値の上昇を抑制する効果があります。

クロロゲン酸はゴボウの本体よりも皮に多く含まれており、その量はなんと2倍にもなると言われています。つまり、ゴボウを白くなるまで洗ってしまうと、この貴重なクロロゲン酸が大量に失われてしまうのです!

ゴボウの正しい洗い方

では、ゴボウはどのようにして洗うのがベストなのでしょうか?せっかくなので、ゴボウの正しい洗い方の一連の流れを見ていきましょう!

その前に知っておいて欲しいことがあります。

ゴボウを洗う目的は、泥を落とすことです。
決して、白くすることではありません!

正しい洗い方としては…

まず、たわしを使わずに水を当てながら、「指」で軽くこすって泥を落としてみましょう。それで十分に泥が取れるなら、もうOKです!もし、泥が頑固でなかなか取れない場合は、「たわし」で軽くこすりながら洗ってください。ただし、何度も言いますが、ゴシゴシと白くなるまで洗うのはNG!

まとめ

  • ゴボウは白くなるまで洗わない
  • 白くなるまで洗うと、泥だけでなく皮も一緒に剥がれてしまう
  • 皮には「クロロゲン酸」が豊富
  • 洗う際は指で軽くこすってみて、それで十分に泥が取れるなら、もうOK

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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