ガーデニングで「葉が落ちる・黄色くなる」は夏バテのサイン!プロが教える対処法
こんにちは!
ガーデニングコーディネーターのみゆきです。
夏の終わりが近づいてきたというのに、毎日暑い日が続いていますよね。
夏バテしていませんか?
実は植物も夏バテするって知っていましたか?
ガーデニングで、葉が落ちたり黄色くなったりするのは、植物の夏バテのサインです。
植物の夏バテとは!?見分け方を解説
以下のような状態になったら、植物が夏バテしている可能性が高いです。
葉が黄色くなる
植物の葉が黄色くなるのは、夏バテの症状です。
原因は強い日差しや高い気温です。
夏バテをすると、普通にお世話をしているのに、元気がなくなってきます。
葉が落ちる
庭木が夏バテすると、葉が落ちることがあります。
水やりのタイミングが遅くなり、水切れしてしまうと葉を落とします。
植物は葉を落とすことで、水分や養分の吸収や蒸散を調整するからです。
わかりやすく言うと、葉が落ちるというのは、植物が自分の体を守っているということなのです。
花が小さくなる
植物が夏バテすると、花が小さくなります。
水分や養分を取り入れづらくなっているためです。
花を咲かせるということは、植物にとってエネルギーを使うこと。
花が小さくなっている場合は、思い切って花を切ると、エネルギー温存になります。
植物が夏バテしたらどうする?対処法
植物が夏バテして元気がなくなっていたら、以下のことを試してみてください。
- 日が当たらないところに移動する、遮光する
- 活力剤をあげる
- 剪定や切り戻しをして風通しを良くする
日差しを避ける
強すぎる日差しは植物を弱らせる原因になります。
植物が夏バテしている場合は、日差しを避けてあげましょう。
鉢植えなら日陰・半日陰に移動する、地植えなら遮光するようにします。
活力剤をあげる
植物が弱っているからといって、肥料を与えるのはNG!
弱っている時は、肥料ではなく活力剤をあげます。
水に薄めて使うものや、そのまま使えるものがあります。
活力剤はホームセンターや園芸店に売っていますよ。
活力剤は、人間に例えると栄養ドリンクみたいなもの。
弱っている場合はぜひ与えてください。
剪定や切り戻しをして風通しを良くする
植物が夏バテしている場合は、剪定や切り戻しをして風通しをよくするのもおすすめです。
葉や枝が込み入っていると、風通しが悪くなりがち…。
気温の高さも相まって、病気が発生する恐れも出てきます。
剪定や切り戻しでリフレッシュさせましょう。
切った後には、活力剤を与えてくださいね。
最後に
植物の夏バテについて解説しました。
夏の暑さで弱っている植物も、朝晩の気温が下がってくる夏の終わりにお世話をきちんとすれば再び元気を取り戻してくれます。
お庭の植物の様子をぜひチェックしてみてくださいね♪