【簡単】失敗しない植物の増やし方を園芸のプロが実演
ガーデニングを楽しんでいると、植物を増やす方法にもいろいろな工夫を試してみたくなりますよね。今回は、挿し芽ではなく「茎伏せ」でトレニアを増やした体験をご紹介します。特に、ガーデニング初心者の方にも取り組みやすい方法なので、ぜひ試してみてください。
トレニアを茎伏せで増やした理由
トレニアは、夏から秋にかけて庭を彩ってくれる可愛らしい花です。普段は挿し芽で増やすことが多いですが、茎伏せはもっと簡単で手間がかからない方法としておすすめです。挿し芽は成功するかどうかにドキドキしますが、茎伏せは失敗が少ないため、気軽に挑戦できるのがポイントです。
茎伏せの方法
茎伏せはとても簡単です。まず、トレニアの元気な茎を選び、土に接する部分を軽く押さえて寝かせるだけです。茎が土に接するようにして固定することで、そこから根が出てきます。水やりは、土が乾燥しないように適度に行い、直射日光を避けた半日陰の場所に置いておくのがポイントです。
数日すると、茎伏せした部分からしっかりとした根が出てきて、新しい苗として育ち始めます。挿し芽よりも手軽で、自然に根付いてくれる感じが茎伏せの魅力です。
今回は、身近にある納豆パックを使いました。
茎伏せで成功するコツ
茎伏せを成功させるためのコツは、元気な茎を選ぶことと、土の状態を保つことです。
特にトレニアのように湿気を好む植物は、乾燥しすぎると根が出にくくなるので、注意が必要です。さらに、雑草をこまめに取り除き、土の環境を整えてあげることで、より良い結果が得られます。
また、茎がしっかり土に接するように、ピンなどを使って軽く固定してもOKです。あとは、焦らずに根が出てくるのを待つだけ。茎伏せは自然な方法なので、植物の成長を見守る楽しみも増えます。
まとめ
トレニアを増やすとき、挿し芽も良い方法ですが、茎伏せはさらに簡単で成功率が高いのが魅力です。初心者でも手軽に挑戦できるので、ぜひ試してみてください。今年の秋は、茎伏せでトレニアを増やし、庭をより一層にぎやかにしてみてはいかがでしょうか?
植物を増やす際には、種苗法に注意が必要です。登録品種を無断で挿し芽や種まきで増やすと、法律に違反することがあります。人にあげたり売ったりすることはせず、自分で楽しむだけにしてくださいね。
トレニアの茎伏せをしている様子は、こちらの動画でも詳しく載せています。