【ずぼらOK】花壇にも寄せ植えにも使えるおすすめ植物を園芸のプロが解説
秋らしいグラスの中でも、特にガーデニング初心者のかたにおすすめしたいのが「カレックス」です。カレックスは寄せ植えや花壇にもよく用いられます。茶色やオレンジがかった、まるで枯れたような葉色で、秋の落ち着いた色合いにぴったりです。また、その細長い葉が風に揺れる姿もきれいです。カレックスは、単体でも寄せ植えのアクセントとしても活躍する名脇役、そんなカレックスについてご紹介します。
カレックスの名前の由来と意外な意味
「カレックス」という名前を初めて聞いたとき、「枯れたような見た目だから?」と思う方もいるかもしれません。実際、茶色い葉色は一見すると枯れているようにも見えますが、植物自体は元気に育っています。名前の由来について調べてみると、実は「カレックス」はギリシア語の「ケイロ(keiro:切る)」からきていて、鋭い葉を持つことが名前に反映されているのだそうです。自然なワイルドさがカレックスの大きな魅力です。
カレックスの育て方
カレックスは耐寒性と耐暑性が非常に高いため、全国どこでも育てやすい植物です。夏の暑さや冬の寒さにもものすごく強く、他の植物に比べて管理が楽なので「ずぼらガーデニング」にもぴったりです。特に忙しい方や、頻繁な手入れが難しい方にもおすすめできます。カレックスを植えるときは、水はけの良い土を使うことがポイントです。湿気にはやや弱い傾向があるため、鉢植えの場合は底に鉢底石を敷くと良いでしょう。株が大きくなった場合は、株分けを行うことで長く楽しむことができます。
多様な種類と選び方
カレックスには、さまざまな品種があり、葉の色や形も豊富です。好きな雰囲気やお庭のスタイルに合わせて選ぶ楽しみがあります。
カレックスの茶色やシルバーがかった葉は、紅葉や色とりどりの花と相性が良く、季節の移り変わりをさらに感じさせてくれます。また、冬も枯れずに葉が残るため、長く楽しめるのも嬉しいポイントです。
まとめ
秋の植栽を彩り、奥行きのある庭を作りたいと考えている方には、カレックスがおすすめです。丈夫で手入れが簡単なうえに、さまざまな植物との相性も良いす。今年の秋、ぜひカレックスを取り入れて、自然で魅力的な植栽を楽しんでみてください。
こちらの動画では、カレックス以外にもおすすめのグラス植物を紹介しています。