【豊橋市】豊橋の湿原でシラサギが舞う
サギソウは、日当たりの良い湿地に生えるランの一種。純白の花は先端が3つに割れ、左右の花びらは多数の深い切れ込みで裂けている。その形からイメージするのは、まさにシラサギだ。
豊橋市の東部に位置する葦毛(いもう)湿原では現在、自生するサギソウが見ごろを迎えている。8月下旬まで開花が見られるようで、今までに目にしたことのない人は一見の価値あり。
葦毛湿原は駐車場が第一・第二と整備され、車でのアクセスがおすすめ。しっかり舗装された道路が駐車場まで走っている。
駐車場に車を停め、入り口を抜けて自然道に歩を進める。
よく整備された道で、スニーカーでも安心してハイキングできる。
左右に広がる樹林が、心身をリラックスさせる。
しばらく歩くと、湿原への入り口が現れた。
四季を通して湿原に自生する植物が紹介されている。自然豊かな湿原であることがわかる。
湿原入り口の案内板を見渡した後、いよいよ葦毛湿原に足を踏み入れる。湿原には木製の通路が走っており、通路の上を歩く。通路のかたわらには小川が流れる。
通路を行くと、青々とした草が生い茂る湿原が広がっていた。
周囲を一望すると、奥の山地から湿原が広がる様子が目に飛び込んでくる。
いよいよサギソウとの対面。可憐な花を咲かせている。花の大きさは2センチにも満たない。
カメラのレンズの倍率を上げて撮影に臨む。
画面には、飛翔するシラサギが見事に舞った。美しい。
しばし見とれて、時間が過ぎ去った。
名称:葦毛(いもう)湿原
住所:豊橋市岩崎町長尾
第一・第二駐車場あり
男子・女子・多目的トイレあり