10月最後の週末の夜は、福島へ。目指したのは「すみやき ヒノコ」。約1年ぶりの訪問です。

超個人的な思いなのですが、アサヒ「スーパードライ」の生が大阪で一番おいしい店だと思っています。こちらのお店を紹介してくれたのが、三重県四日市市のクラフトビール専門のバー「Brewer's Beer Stand 34」の千田店主。お店を出す前に、市場調査的に回った中が劇的においしいビールを飲ませてくれたのが、ヒノコの本店にあたる「BAR つちのこ」だったそう。

　それで、つちのこに行こうとしたのですが、コロナ禍初期のころで、休業中。姉妹店であるヒノコにいきついきました。

　醸造家でもある千田さんが絶賛した生ビールですがこれが確かにうまい。今回ももちろん、「とりあえずビール！」とオーダー。

　見た目は、ほかの生ビールと変わらないのですが、この生ビールには秘密が。注ぎ方を丁寧にしているのはもちろん、こちらでは、普通は厨房の床などに置く生ビールの樽を冷蔵庫の中に設置。生ビールが冷蔵庫から管を伝ってやってくるのです。さらに、ガス圧を低めに設定。

　きめ細やかな泡となめらかな口あたり、その後に来る爽やかな喉越しを実現しています。

　ドリンクほかにもいろいろそろいますが、今日は生ビール。ということで、ビールに合うメニューをチョイス。

　スピードメニューのヒノコのポテサラ450円は、フライドオニオン、燻製ベーコンで香りも楽しい仕上がり。

キンキンパプリカ味噌380円は、パリッとした食感が心地よし。

　こちらの得意料理が炭蒸し焼き。注文したのは、上ミノ820円。ちょっとわさびをつけたミノのコリコリとした食感を楽しみつつ飲む生ビールは爽快。

ハラミ880円。中心部がほんのり赤いハラミは、柔らかくてジューシー。塩分少なめで口溶けの淡雪塩＆わさびで食べると最高です。

さらに今回初めて注文した炭蒸しトースト200円が、ハラミと好相性。

バターを塗って焼かれたパンに、ハラミの脂が合わさってめちゃ旨でした。

ということで、今のところ大阪で一番お気に入りの生ビールを出してくれるお店です。入り組んだ路地奥にあるので、毎回迷いながらの訪問。その分、到着後のビールが旨くなりますので、見つけて訪問してください。