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首位KTがカン・ベクホの決勝打で2位LGに勝利 クローザーは初の30セーブ到達<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
カン・ベクホ(写真:kt wiz)

振替休日の11日、韓国KBOリーグは前日に雨天中止となったLGツインズ-KTウィズ(チャムシル)の1試合が14時から行われました。

試合は2-2で迎えた6回表、KTは2死満塁のチャンスで3番のカン・ベクホ選手がセンター前にヒット。2者が還ってKTが勝ち越しに成功しました。

KTは6回途中2失点の先発オドリサメル・デスパイネ投手の後を、5人の投手が無安打無失点リレー。デスパイネ投手は11勝目(9敗)、最後を締めた抑えのキム・ジェユン投手は自身初のシーズン30セーブに到達しました。2016年からクローザーを務めるキム・ジェユン投手は先月、通算100セーブを達成しています。

◆「韓国のドラフトは9月に終了」

11日、日本ではNPBのドラフト会議が行われていますが、KBOリーグは9月13日に行われ、各球団とも指名選手との契約が終盤を迎えています。9月に指名された選手は来季の新入団選手ですが、今年の秋季キャンプから練習に参加するケースが少なくありません。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日は試合がありませんでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が1試合の結果です。

◇10月11日(月)の結果

・LG 2 - 4 KT(チャムシル)

 勝:デスパイネ

 敗:ハム ドクチュ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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