新玉ねぎは「常温で保存しないで!!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「新玉ねぎ」好きですか?新玉ねぎと言えば…中身が白くて、みずみずしい食感が特徴的ですよね!
そんな「新玉ねぎ」ですが、「普通の玉ねぎ」との違いをご存知でしょうか?よく『品種が違う』と思うかもしれませんが、実は…どちらも同じ品種なのです。2つの違いは一体なにか?私が簡単にまとめてみました!
【普通の玉ねぎ】
・収穫後に1ヶ月ほど乾燥させてから出荷する。
・乾燥させることによって日持ちするため、1年中手に入る
【新玉ねぎ】
・3〜4月頃に収穫し、乾燥させずに出荷する。
・この時期に収穫した玉ねぎは「早生種」と呼ばれており、水分を多く含みます。
先ほども言いましたが、新玉ねぎは水分を多く含みます。水分が多いと言う事は「痛みやすい」という事です。つまり…
新玉ねぎは普通の玉ねぎとは保存方法が違うのです!
具体的にどう違うのか?新玉ねぎが好きな方は最後までお付き合いください!
今回の目次
- どれくらい日持ちするのか?
- 新玉ねぎを長持ちさせるポイント
- 新玉ねぎの保存方法
- まとめ
どれくらい日持ちするのか?
まず、普通の玉ねぎは、乾燥させてから出荷するため、保存性が非常に高く、常温で約2ヶ月間保存可能です。
一方、新玉ねぎは水分が多いため、常温での保存はおすすめできません。通常、常温では3〜4日が限界ですが、冷蔵庫で保存すると約10日間程度持ちます。
新玉ねぎを長持ちさせるポイント
新玉ねぎを少しでも長持ちさせるには2つのポイントを知る必要があります。
①皮を剥かない!
→新玉ねぎは、茶色の薄皮によって水分が保たれています。そのため、保存する際は薄皮を剥かず、そのままにしておくのが長持ちの秘訣なのです。※ただし、皮が傷んでいる場合は剥いた方が長持ちするので、まずは皮の状態を確認することをオススメします。
②低温で保存する!
→新玉ねぎは水分が多いため、低温の方が長持ちします。そのため、保存する際には野菜室よりも温度が低い「冷蔵室」がオススメです。
新玉ねぎの保存方法
それでは、最後に具体的な保存の手順を見ていきましょう!
【新玉ねぎの保存方法】
①茶色の皮は剥かない
②キッチンペーパーで1個ずつ包む
③ポリ袋に1〜2個ずつ入れる
④冷蔵室で保存する
※キッチンペーパーが湿ってきたら、途中で交換しましょう!
この方法で約10日間保存可能です!
まとめ
- 新玉ねぎは常温保存に適していない
- 保存する際は野菜室でなく、「冷蔵室」で保存する
- 茶色い皮は剥かない(傷んでいたら剥く)
【もっと学びたい人】
「正しいイチゴの洗い方」を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!