三島市谷田にある「みしまるかん」は、三島市内や近隣の農畜産物を豊富に取りそろえているファーマーズマーケット。そのみしまるかんでは、高等学校で作られた牛乳が販売されているときがあります。

販売されている牛乳は『田農牛乳（でんのうぎゅうにゅう）』。函南町にある田方農業高等学校で生産されている牛乳です。田方農業高等学校は農業高校で、県内でも珍しい、動物科学科があります。その学部で生徒が飼育管理をしている乳牛から生産されている牛乳です。

田農牛乳はとてもおいしいのですが、販売を行っている場所は校内（普段購入できるのは生徒のみ）やJAフレッシュ函南店など、あまり多くはありません。そのため、三島市内で販売されているのは貴重です。なお、みしまるかんで販売されている日も毎日ではありません。販売日については、店舗内の牛乳が陳列されているコーナーの張り紙に書かれている場合があります。

みしまるかんで販売されているのは田農牛乳と田農コーヒーの2種類で、どちらも1パック200ml、税込み120円です。

田農牛乳は、生乳100％の成分無調整の牛乳。牛乳の優しい甘みとまろやかな味わいが感じられておいしく、気づくとすぐに飲み終わってしまいます。1000mlパックで販売されていないのが残念なくらいです。

田農コーヒーは生乳60％の乳飲料。甘めのコーヒー牛乳なので、苦味が苦手な人でも飲みやすいですよ。

ちなみに、パッケージに描かれている牛の絵も、田方農業高等学校に通っていた生徒が在学中にデザインした絵なんですよ。
高校生が一から手作りをしている田農牛乳。とてもおいしいので、ぜひ飲んでみてください。なお、田農牛乳と田農コーヒーのどちらも消費期限が短めなので、購入後は早めに飲むことをおすすめします。

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